基本的に、指のサイズをはかる時には、サイズリングゲージと呼ばれる計測器を使ってはかります。
楽天やamazonといったネット通販で購入もできますし、ジュエリーショップで貸出もされています。
できる限りはサイズリングゲージを使って測地することが推奨されていますが、サプライズで婚約指輪を渡したい時には、これを使えばバレてしまう可能性が100%に近くなります。

指輪のサイズ対応一覧

指輪のサイズは次のようになります。
次項からは様々な方法でサイズをはかる方法をご紹介しますが、こちらを参考に号数を判断してください。

<<< 号数：リングの内側の円周(mm) >>>

• 1号：40.8mm
• 2号：41.8mm
• 3号：42.9mm
• 4号：43.9mm
• 5号：45.0mm
• 6号：46.0mm
• 7号：47.1mm
• 8号：48.1mm
• 9号：49.2mm
• 10号：50.2mm
• 11号：51.3mm
• 12号：52.4mm
• 13号：53.4mm
• 14号：54.5mm
• 15号：55.5mm
• 16号：56.5mm
• 17号：57.6mm
• 18号：58.6mm
• 19号：59.7mm
• 20号：60.7mm
• 21号：61.8mm
• 22号：62.8mm
• 23号：63.9mm
• 24号：64.9mm
• 25号：66.0mm
• 26号：67.0mm
• 27号：68.0mm
• 28号：69.0mm
• 29号：70.0mm
• 30号：71.0mm

よく、性別ごとに平均的な指と指輪のサイズとが紹介されていますが、それをあてにしてはいけません。
パートナーの指のサイズ、そもそも人の指のサイズは時間ですら変わるほど、それぞれだからです。

指のどの部分をはかれば良い？

婚約指輪を着用する指は、「左手薬指」です。

右手か左手かで指のサイズは違うこともありますので、必ず左手の指を直接はかります。
愛の契約結ぶのにふさわしいのは、心臓に近い方の指と覚えておくとバッチリです！

「指の根元の方」をしっかりと計測してくださいね。

近年は、プロポーズをして正式に婚約が決まったところで、おふたりで婚約指輪選びを始めるカップルも増えています。
現在では、サプライズプロポーズとプロポーズ後に購入の比率は、半分半分の割合の様子。

自分たちに合ったスタイルを判断しましょう。

サプライズで用意する場合

サプライズで用意する際には、サイズリングゲージでの計測が行えません。
様々な奥の手ともいうべき方法を使って、パートナーの指のサイズを推測することになります。

贈り主がサイズをはかる

パートナーには聞かずに秘密裏にサイズを知りたいという時は、以下のような方法があります。

寝ている間に巻き付けられるものではかる

パートナーと一緒に寝ているという方は、パートナーが寝ている間にこっそりはかることができます。
左手薬指に糸や紙、メジャー、配線をまとめるプラスチックコードといった、巻き付けられるものを巻いてはかります。
糸が一番はかりやすく、また寝ているパートナーを起こしにくいでしょう。

この方法はパートナーの指輪のサイズがわからないときの定番となっています。
上手くいけば大体のサイズは把握できるかもしれませんが、筆者としてはあまりこの方法をおすすめしません。
実際には、「女性の指をはかったはずなのに、男性でも大きいのでは？」と思われるようなサイズの糸を持って来られる方が多いからです。

友だちに協力して貰う

パートナーとの共通の友人がいて、協力してもらえるなら、とても心強いです。
特にパートナーの友人でしたら自然にサイズを聞き出すことができます。

ただ、パートナー自身が自分の指のサイズを把握していればよいですが、たまにわからないという方もいます。
そういう場合には失敗する可能性もありますので、過信はし過ぎないように。

買い物時に指輪をつけて貰う

デパート・ショッピングモール・街のアクセサリーショップは、サイズを教えてもらうチャンスです。
サンプルを手にできるアクセサリーショップで試着をしていたら、何気なく聞いてみても大丈夫でしょう。
また着けていたリングのタグをこっそり確認すれば、きっとサイズが書いてあるはずです。

パートナーの指輪を借りて、鉛筆で書き写す or お店に持って行く

パートナーがもともとアクセサリー好きで、指輪をよくしているということでしたら、パートナーの指輪を借りるのがマストです。

パートナーの指輪を紙の上に置いて、リングの内側の内径をシャープペンシルなどでなぞって写し取ります。
最近ではスマホの上にリングを置いてサイズを計測できる、定規アプリもあるようです。

より正確なのは、パートナーのリングをそのまま借りてしまい、ジュエリーショップに持っていくことです。
ジュエリーショップには、リングから指輪のサイズをはかる棒状の器械があります。
毎日着けているお気に入りのリングが突然なくなると、きっとパニックになると思いますので、たまに使うようなものを拝借しましょう。

会話で聞き出す

直接聞いたりはかったりすると勘付かれますが、場合によってはさりげなく聞き出せるかもしれません。

おすすめの話題

芸能人や著名人の結婚の話題、友人が結婚したという話題は、質問に誘導しやすくなります。
特に芸能人の記者会見で指輪を着けた手を見せている動画を見ている時は聞きやすいです。
「この指輪かっこいい。そういえば自分の指のサイズ知らないな。ちなみに指のサイズは何号？」など、さらっと聞いてしまいましょう。

また、普段からも指輪をパートナーが着けていれば褒めて、「その指輪とっても良いね。自分も着けてみたい。どの指なら入るかな。……小指しか入らない！」など、冗談として盛り上げながら、どの指のどの位置で指輪が止まったかを覚えておきつつ、ついでに「ちなみにこれのサイズは何号？」と聞いてしまうテクニックもあります。

指輪をしていないパートナーでも、「指きれいだね。自分と比較すると全然違うな。指のサイズ何号なの？」など、褒めてから聞くと多くの場合、快く答えてくれると思います。

プロポーズリングを用意する

プロポーズリングというものがあります。
アジャスター付きのサイズの調節ができる台座を使って、本物のダイヤモンドを仮留め、もしくはジルコニアと呼ばれるフェイクダイヤモンドをはめたものもあります。

本物のダイヤモンドがはまっているタイプは、後日プロポーズリングを購入した店舗に一緒に行き、他のデザインへ変更してもらうことができます。
フェイクダイヤモンドをはめているタイプは、それは思い出として保管し、新たに本物のダイヤモンドの婚約指輪をおふたりで購入しに行くことになります。
パートナーの婚約指輪のデザインの好みがわからないけれど、サプライズプロポーズというイベントは外せない！という方にとても支持されています。

ダイヤモンドだけを用意する

プロポーズダイヤモンドというものもあります。
指輪の形ではなく、ボックスの中にダイヤモンドの石のみ入ったものを差し出す形式です。

そのダイヤモンドを利用して、ジュエリーショップで実際に婚約指輪に加工してもらいます。
基本的に、ダイヤモンドを購入したお店に再度石を持っていくことになります。

他の店舗へ石だけ持っていっても断られる方が多いので、注意して下さいね！

パートナーに話して用意する場合

小細工はなし、正面から「今度プロポーズしたいから、指輪のサイズを教えてほしい！」と堂々と伝えてしまっても、伝えられた方としては嬉しいものです。
この時にパートナー側から「婚約指輪はこういうデザインがいい」、「婚約指輪よりもこうしてほしい」、「一緒に婚約指輪を選びに行きたい」など希望が出ることもあるかもしれません。

ショップへ行ってはかる

おふたりでジュエリーショップへ行けば、サイズリングゲージを使って、ぴったりのサイズがわかります。
むくみで1日の中でも1号もサイズが変わる方もいます。
ジュエリーショップのスタッフに聞きながら決めていくと、安心してサイズを選択できますよ！

リングゲージをレンタルしてはかる

直接店舗に行かなくても、リングゲージを貸し出しているショップもあります。
通販サイトで出店しているショップは、たいていそのサービスを行っています。

指のサイズは1日何回か計測すると、どんな体調や状態の時にも対応できる指輪のサイズがわかります。
朝起きてから、ランチからティータイムの間、夕方など、特に女性はむくみで指輪の号数が大きく変わる方もいらっしゃいますので、できる限り定期的にはかります。
SUEHIROのリングサイズをはかる便利なリングゲージの貸出サービス

プロポーズリングを用意する

プロポーズリングは先ほどご紹介しましたが、それを使う方法。
アジャスターが付いているので、サイズが自由自在です。
そして後から本命の婚約指輪をおふたりで用意します。

ダイヤモンドだけを用意する

プロポーズダイヤモンドも先ほどご紹介しました。
ダイヤモンドが石だけ入った箱を贈り、プロポーズ。
その後、ジュエリーショップで婚約指輪に加工してもらうのです。

プロポーズの贈り物は指輪以外でもOK

プロポーズの贈り物は何も婚約指輪だけではありません。
形にとらわれずに、パートナーの好みにも合わせてプレゼントできたら更に素敵ですね。

フラワージュエリーを贈る

プロポーズに花束は定番です。

近年はフラワーブーケやフラワーボックス、フラワージュエリーでまず気持ちを伝える方も増えています。
フラワージュエリーは、プリザーブドフラワーの中央に、ダイヤモンドの石やジュエリーパーツがあしらわれたギフトボックスです。
プリザーブドフラワーは枯れないお花ですので、ずっと飾っておくこともできますよ！

プロポーズネックレスを贈る

婚約指輪の他に、プロポーズネックレスというものも登場しました。
指輪の代わりに、ダイヤモンドのネックレスを贈るというものです。

近年では、大きなダイヤモンドがついた婚約指輪は普段使いしづらく、ネックレスの方がいいという方も増えています。
ダイヤモンドネックレスでしたら、お仕事やちょっとしたお出かけにも気軽に着けて行きやすいようです。

時計を贈る

身に着けるものとして、腕時計をジュエリーの代わりに贈るカップルもいます。
実用性重視のパートナーでしたら、とても響くプレゼントになることでしょう。

ピアス/イヤリング/ブレスレットを贈る

プロポーズネックレスのように、指輪以外のジュエリーを贈る例としては、ピアスやイヤリング・ブレスレットも候補に入ります。
ダイヤモンドが付いているタイプであれば、より婚約の記念ギフトに相応しいでしょう。
ダイヤモンド1石のプチピアス、ダイヤモンドが連なったテニスブレスレットはジュエリーとして人気のデザインです。

大きな花束を贈る

花束の定番の花といえば薔薇です。
薔薇の本数によって意味が変わってくるので、特別な思いを込めて選んでも素敵です。

プロポーズにオススメなのは、

• 1本：あなたしかいない
• 2本：この世界はあなたと私だけ
• 9本：いつまでも一緒に
• 11本：最も愛おしいあなた
• 100本：100％の愛
• 108本：結婚して下さい

お花の本数が多いと、パートナーの好みによっては難しいこともありますので、パートナーならどうかなと考えて決めましょう。

手紙を書いて送る

意外と照れくさくて手紙は書く機会はないと思います。
思いのたけを手紙に込めて贈ってみるのも、新鮮ではないでしょうか？

大事なのは結婚の意思を心から伝えること

プロポーズで大切なことは、「あなたと結婚したい！」という意思を素直に伝えること。
婚約指輪があってもなくても絶対の真理です。

「パートナーにはどうしたら一番喜んでもらえるのかな？」と考えながら、ギフトやサプライズを用意するのは素敵なことだと思います。
もしサイズが合わなかったとしても、一生懸命なあなたの気持ちは伝わるはずです。

それでも迷ったら

本当にサイズに迷った時は、少し大きめの号数で指輪を用意すると安全です。
「せっかくくれた指輪が小さくてはまらず、悲しかった」という意見がありました。
大きい分には、せっかく用意してくれた婚約指輪がはまらなくて焦るという思いはさせないことでしょう。

この場合、後からサイズ直しをすることになります。

しかし、パートナーに婚約指輪をサプライズで渡す場合には、他の手を使う必要がありました。

• こっそり寝ている時にはかる
• 友人に協力してもらう
• パートナーが使っている指輪を借りる
• ショッピングや会話の中でさりげなくサイズを聞く

指輪のサイズがどうしてもわからないという方には、指輪以外のサプライズプロポーズギフトもおすすめです。
ネックレスやピアスはサイズがないため、必ず初めから着けることができます。

完璧な婚約指輪でプロポーズしたい！という憧れがある場合は、後でサイズ直しできる婚約指輪を購入しましょう。
購入の際にショップへアフターサービスも尋ねることが大切です。

婚約指輪は生涯に渡って大切なパートナーの手元を彩る相棒になります。
パートナーにぴったりの婚約指輪を贈ることができたら、とてもクールですね。