結婚指輪や婚約指輪をはめる指は、どうして左手薬指?理由を知りたい!

結婚指輪や婚約指輪をはめる指は、どうして左手薬指?理由を知りたい!

結婚指輪(マリッジリング)を着ける指といえば「左手薬指」というイメージがあります。
国により異なりますが、日本においては着用する指について守らなければならないルールは本来ありません。
他の指に着用しても特に問題はないと言えます。


目次

  1. 拍子抜け!?実は、普段ならどの指につけても大丈夫!
  2. 結婚指輪(マリッジリング)を左手の薬指にはめなければならないタイミングは?
  3. そもそもどうして左手の薬指にはめるのが一般的なの?その理由は?
  4. 知識として知っておくと便利!左手、右手、それぞれの指には、込められた意味がある!
  5. 国ごとに、結婚指輪(マリッジリング)をはめる指が違うことも。
  6. まとめ

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一般的に結婚指輪(マリッジリング)を着ける指といえば「左手薬指」というイメージがあります。
しかし国によって異なりますが、日本においては、着用する指について守らなければならないというルールは本来ありません。
そのため、おふたりならではの理由やこだわりがある場合は、他の指に着用しても特に問題はないと言えます。

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結婚式では指輪交換のセレモニーが行われることがあります。

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夫婦となるふたりがそれぞれお相手の指に結婚指輪をはめ、正式な契約を表す儀式ですが、その時、結婚指輪は左手の薬指にはめなければならないと決められています。
また婚約指輪は結婚指輪の交換を終えた後に、結婚指輪の上に重ね付けするのが正式な着け方でもあります。
左手薬指に結婚指輪と婚約指輪を着けることにより、「永遠の愛の証」という事を表せるからです。
左手薬指にはキリスト教、特にカトリックにおいて愛を表現する意味も含まれています。
結婚式でお互いに指輪を着け合うことで「パートナーとの愛を永遠に結びつける」という願いを込めているのですね。

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結婚指輪を左手の薬指にはめるようになった由来は、古代ギリシャに遡ると言われています。

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紀元前2500年頃の古代のギリシャでは、心臓は感情を司っている場所と考えられていました。
その心臓に繋がる血管が伸びる先は、左手の薬指であり、大切な心につながる場所として神聖視されていたようです。
その指に愛の証である結婚指輪を着けることは、「相手の心をつかまえる」という意味を帯びていました。
この習慣が現代にも受け継がれ、今でも永遠の愛を誓う時は、左手の薬指に結婚指輪をはめるようになったのです。

また11世紀頃には、ローマカトリック教会が、正式に結婚指輪に祝福を与えるようになりました。
その時に、左手薬指に着けるのが正式となったとする説もあります。
カトリックでは、左手は「服従と信頼」を表すとされており、更に左手薬指の場合は、「愛情」を司る指として、結婚指輪を着けるのに相応わしい指と言われてきました。
神への聖なる誓いの指として、左手の薬指に着ける指輪は「アニバーサリーリング」と呼ばれています。

左手薬指は右利きの方には、実用的にも結婚指輪を着けやすい指でもあります。
左手の薬指は日常生活ではあまり動かす事がなく、物との接触の機会も少ないため、邪魔と感じにくく、指輪の傷や損失の可能性が低くなることが予想できます。

以上のように、実用面でも説明がつき、何千年も育まれてきた由来がありますから、特に理由がない限りは、左手薬指に着用する方が多いと思います。

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左手薬指には「愛を深める」という意味があり、一般的に婚約指輪・結婚指輪を着ける指とされています。
実は他の指でも、指輪には着ける位置によって、それぞれに意味が異なることはご存知でしょうか。

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左手薬指以外の9本は、自分自身の叶えたい願望について力を貸してくれるような意味があります。
なりたい自分に合わせて、指輪を着ける指も気にしてみると面白いかもしれません。

左手

親指

「信念を貫き、目標や夢を実現させる」という意味が込められています。
何か実現させたい目的があったり、難題に挑んだりという時に、力を与えてくれます。
目標に向かって、夢を叶えたいという方におすすめです。
サムリング(親指)は「自分自身」を表すからおしゃれに決めよう

ひとさし指

「積極的に行動できる力が湧いてくる」という意味があります。
精神的に強くなりたい、積極性的に物事に向かっていきたい、といった願いを叶えて、進むべき方向を教えてくれます。
リーダーシップを発揮するような仕事をされている方や、新しい事でなかなか行動に移す勇気が出ないという方におすすめです。
リングを着ける指それぞれの意味-インデックスリングひとさし指-

中指

協調性を高める効果があるとされ「空気を読んで、判断力を高める」という意味があります。
人間関係について悩みがある場合に、対人関係を円滑にしてくれるパワーを授けてくれると言われています。
チームプレイを滞りなく、良い人間関係を築きたい方におすすめです。
リングを着ける指それぞれの意味-ミドルリング中指-

薬指

前述でも説明したように、「永遠の愛を誓い、愛や絆を深める」という意味があります。
まさに結婚指輪をはめる指としてふさわしいですね。
また愛を表す指であると同時に「願い事を叶える」という意味もあるそう。
結婚指輪でなくとも、恋をしている時、寝る際に指輪をはめると恋まじないのような効果があるとも伝わっています。
リングを着ける指それぞれの意味-アニバーサリーリング薬指-

小指

小指はチャンスを掴んでくれる指であり、それによって「願いが叶う、恋を引き寄せる」という意味があります。
チャンスはつまり変化するということ。
特に新しい恋を始めたいという方におすすめです。
ピンキーリングには「自分の想いと力を高める」意味がある

右手

親指

親指にはめた指輪はサムリングという名称があります。
かつては弓を引く際に親指を守るためにプロテクターとして着けていました。
どんな願いも叶えてくれるという言い伝えがあり、特に右手親指には「リーダーシップを高める」という効果があります。
周囲を引っ張るリーダーとして威厳を与えてくれる指導者の指とされています。
為政者はこの指にリングをはめ、権威付けをしていたようです。
サムリング(親指)は「自分自身」を表すからおしゃれに決めよう

ひとさし指

ひとさし指に着ける指輪はインデックスリングという名称があります。
右手ひとさし指は集中力を高め、「意志を強くし、目的を達成する」といった意味を持ち、物事を達成したいときに力を与えてくれるといわれています。
リングを着ける指それぞれの意味-インデックスリングひとさし指-

中指

中指に着ける指輪は、ミドルフィンガーリングと呼ばれています。
直感や霊感を高めてくれる指とされ、「迅速で的確な判断ができる」という効果があります。
勝敗の決まるここぞという場面にピッタリです。
リングを着ける指それぞれの意味-ミドルリング中指-

薬指

薬指に着ける指輪は、アニバーサリーリングと言われています。心を安定させ、創造力を発揮させ「創造力を豊かにする効果があります。
リラックスし意欲的に行動したい方、クリエイティブな仕事をする方、恋を叶えたいという方にも向いているといわれています。
リングを着ける指それぞれの意味-アニバーサリーリング薬指-

小指

小指に着けるリングは、ピンキーリングと言われています。
自分の魅力を発揮して、思いがけないチャンスを呼び込む指です。
自分らしさを発揮したいと思う方、素敵な出会いが呼び込みたい方にはお守りとしても使われます。
ピンキーリングには「自分の想いと力を高める」意味がある

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それぞれの指にも異なる意味があることがわかりました。
世界を見てみると、左手の薬指以外に結婚指輪を着けている国もあるようです。

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例えばフランスとイタリアは、結婚指輪と婚約指輪を一緒の指に着けますが、「左手薬指」につけます。
これは日本やアメリカと同じです。

対してドイツ、オーストリア、ポーランド、ノルウェー、チェコなどヨーロッパや北欧は、右手薬指に結婚指輪を着け、左手薬指に婚約指輪を着ける習慣があります。
なぜ反対の右手に結婚指輪を着けるのかと言いますと、キリスト教において右手の薬指が正義の象徴であるとされているからのようです。
右手の薬指に結婚指輪を着けることは、「この人を一生愛す」という誠実さを示し、永遠の誓いをイメージさせます。

この左手の薬指か、右手の薬指か、という違いは、宗教の違いによるものです。
同じキリスト教でも、カトリックは左手薬指へ、プロテスタントは右手薬指へ結婚指輪をする傾向があります。

ブラジルでは、婚約指輪と結婚指輪をひとつの指輪で兼用すると共に、結婚前と後で着ける指が違います。
男女ともに婚約すると指輪を「右手薬指」につけ、結婚後は同じ指輪を「左手薬指」につけ替えるそう。

また、インドや東南アジアでは足の指にも結婚指輪を着ける地域もあります。
かつては靴を履くという習慣がなく、素足が晒されていたため、普段から足の指に指輪をはめていました。

このように、日本や海外においても、結婚指輪を着ける位置は左手の薬指、と決まっているわけではございません。
しかし「婚約指輪や結婚指輪は左手の薬指に」という考え方は共通認識でありす。

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結婚指輪は、永遠の愛を互いに誓った証として一生涯身に着ける大切な指輪です。
しかし様々な理由から、日本でも無理に左に着けるといつ必要はございません。

一般論に惑わされることはなく、別の着けやすい指にはめましょう。
自分に合った着け方で結婚指輪を身に着け、パートナーとの絆を深めていきましょう。
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