人によって違う

レディースの結婚指輪のサイズは、個人の指のサイズに合わせて選ぶことが一般的です。
指のサイズは個人によって異なるため、一概にどのサイズが良いとは言えません。

結婚指輪のサイズは、通常はアメリカのリングサイズや日本の号数で表されます。
リングサイズは直径や円周を基準にして決められます。

一般的には、指の第2関節にかかる程度のぴったりとしたフィット感が望ましいとされています。
しかし筆者もそうなのですが、特に女性は指の節が無い代わりに、指の根元がぷっくりとしているという手の人もいます。
その場合は根本でしっかりと止まるサイズを探すことになります。

結婚指輪は普段の指輪よりも幅が広い場合が多く、そのため指のサイズよりも1つ大きいサイズを選ぶこともあります。
また、指が太い場合やむくみが起こりやすい場合には、普段の指のサイズよりも大きめのサイズを選ぶことも考慮されることがあります。

サイズの測り方

最良の方法は、結婚指輪を購入する際に指のサイズを正確に測定してもらうことです。
宝石店やジュエリーブランドでは、指のサイズを測定するための器具を用意していますので、そちらを利用すると良いでしょう。
器具の名前は「サイズリングゲージ」と言います。

指輪のサイズ選びの天敵が「むくみ」です。
時間帯や体調によってサイズが変わってしまうこともありますので、できれば朝昼晩と測りたいところですが、なかなかそうもいかないかもしれません。

サイズリングゲージは販売もされていますし、お店によっては貸出してくれるところもあります。
その際注意するのは「海外サイズ」か「日本サイズ」か。
リングゲージを貸し出してくれたところで測れば何も問題ないですが、自分で購入する場合は、サイズ表記がかなり違うので気をつけてくださいね。

重要なのは、指輪が快適に着用でき、指から落ちる心配がないことです。
指のサイズに合った結婚指輪を選ぶことで、より長く愛用することができます。

ダイヤモンドはいれない人もいる

特にメンズの結婚指輪ではダイヤモンド入りのものは少ないです。
レディースも最近ではシンプルでミニマルなデザインもトレンドになっていますので、ダイヤモンドをわざといれない女性もいます。
夫婦でまったく同じデザインのものを着けたい！という方、キラキラは好みではないという方はいれないでしょう。

ただダイヤモンドはレディースリングの特権と考え、どうせならダイヤモンドを入れるという方も多いです。

ラウンドブリリアントカットが王道！

ダイヤモンドの形やサイズについては、多くの選択肢があります。
一般的な形状としては、ラウンドブリリアントカット（ラウンドカット）が最も一般的です。
他にも、プリンセスカット、エメラルドカット、オーバルカット、ハートカットなど、様々な形状があります。

形状の選択は、好みや指の形状によって異なります。
迷ったら王道のラウンドブリリアントカットをおすすめします。
4Cと呼ばれる「カット・カラー・クラリティ・カラット」を基準とするダイヤモンドの評価が鑑定書で発行されることがありますが、この鑑定書が発行できるのはラウンドブリリアントカットだけです。

ただし結婚指輪はデザインとして普段使いの側面が大きいので、あまり大きなダイヤモンドは使わないと思います。
鑑定書を発行するほどのおおきさのダイヤモンドではないことが多いです。

ダイヤモンドの品質と数で変わる

ダイヤモンドのサイズは、カラット（重量）で表されます。
ダイヤモンドのカラット数が多いほど、一般的には大きく見えますが、価格も高くなります。
指輪のデザインや予算に応じて、適切なカラット数を選ぶことが重要です。

ダイヤモンドが結婚指輪の価格を大きく変えるのは、エタニティリングなどの複数個ダイヤモンドが設置されるデザインです。
高品質のダイヤモンドは、より美しく輝きますが、価格も高くなります。

最終的な選択は、予算や好みに基づいて行うべきです。
ジュエリーブランドや宝石店で、専門家のアドバイスや複数のオプションを検討することをおすすめします。

シンプルなデザインの結婚指輪は、洗練された美しさを持ち、年齢やファッションの変化にも対応しやすい特徴があります。
また、シンプルなデザインは普段使いにも適しており、仕事や日常生活での着用にもふさわしいと言えます。

ただし、結婚指輪のデザインは完全に個人の好みに依存するものです。
華やかなデザインやダイヤモンドなどの宝石を使用した豪華な指輪も、特別な日や特別なイベントで使用する際には人気があります。

重要なのは、自分やパートナーが結婚指輪を身につけることに快適さと喜びを感じることです。
シンプルなデザインがそれに合致する場合は、シンプルな結婚指輪を選ぶことを検討してみてください。
シンプルすぎるデザインは、王道過ぎて、他のカップルと被る可能性大です。

ゴールド

ゴールドは伝統的な結婚指輪の素材であり、その温かみと輝きが人気です。
ゴールドにはイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどのさまざまな色合いがあります。
イエローゴールドはクラシックで温かみのある印象を与えますし、ホワイトゴールドはシンプルでモダンな印象を与えます。
ピンクゴールドは優雅でロマンティックな雰囲気を醸し出し、実は一番肌なじみが良い色味です。
最初はプラチナでと思っていたカップルが、実際にピンクゴールドをはめてみたら、落ち着いた雰囲気が気に入ったと購入していったケースもあります。
ゴールドは比較的価格がプラチナよりも手頃な場合があります。

プラチナ

一方、プラチナは高級感と洗練された輝きが特徴です。
プラチナは非常に耐久性があり、銀白色の美しい輝きを持ち、長期間使用しても変色する心配がありません。
また、アレルギー反応を起こしにくい素材でもあります。

最近ではプラチナとゴールドを合わせたコンビネーションリングというデザインも人気です。
どちらの色も楽しめるので、普段アクセサリーがシルバーカラーとゴールドカラーどちらも使うよという場合は検討してみてもよいかも。

ゴールドとプラチナの違いは、主に価格と言われますが、結婚指輪の場合そこまで変わりません。
最終的な選択は、好み、ライフスタイルによって決めましょう。
どちらの素材も美しい結婚指輪を作ることができますので、自分やパートナーが心地よく身につけられる素材を選ぶことが大切です。
ジュエリーブランドや宝石店で実際にゴールドとプラチナの指輪を比較してみて、どちらが自分たちにとって最適な選択かを判断することをおすすめします。

王道デザイン

いわゆるTHE結婚指輪と言われているのは、甲丸と呼ばれるかまぼこ型の断面を持ったストレートリングです。
どのジュエリーショップでも最も人気がありますが、普遍的なデザインなので、他のカップルと100％デザインが被ってしまいます。

しかしそこを気にしないのであれば、ユニセックスでどんなシーンにも合う素晴らしいデザインです。
ゆるやかなウェーブや、ねじれたツイストタイプもあります。

ミニマルデザイン

シンプルで洗練されたデザインが特徴で、細身のバンドや繊細なディテールがあります。
甲丸ストレートリングもこのカテゴリーに入ります。
シンプルながらもユニークな形状や石の配置が加わることもあります。

アンティークデザイン

古い時代のデザインを取り入れた指輪で、レトロな雰囲気やエレガントな装飾が特徴です。
ミル打ちやミルグレインと呼ばれる細かな装飾やフィラグリー技法が使われることもあります。

エタニティ・ヘイロー（Halo）デザイン

エタニティデザインはリングの円周上にダイヤモンドを1列並べたデザイン。
形状としてはシンプルですが、その圧倒的なダイヤモンドのまばゆい輝きに憧れる女性も多いです。
普段使いするならハーフエタニティと呼ばれる半周ダイヤモンドが配置されたデザインがおすすめです。

ヘイローデザインは中央のダイヤモンドや宝石を囲むように小さな石が配置されたデザインです。
小さな石が中央の石を引き立て、より輝きを増す効果があります。

モダンアートデザイン

抽象的な形状や幾何学的なパターンが特徴で、独創的でユニークな指輪です。
斬新なデザインや非対称の形状が取り入れられることもあります。
透かし彫りのようなデザインもあります。

スタックリングデザイン

複数のリングを組み合わせて使用するスタイルで、異なる幅やデザインのリングを重ねることで独自のスタイリングが楽しめます。
異なる金属や宝石の組み合わせも人気です。

これらは一部の例ですが、デザインの可能性は無限に広がっています。
おしゃれな結婚指輪を選ぶ際には、自分やパートナーの好みや個性を反映させることを重視し、専門家のアドバイスやさまざまなデザインを探求してみることをおすすめします。

予算の設定

結婚指輪にかける予算を明確にしましょう。
予算を設定することで、選択範囲を絞ることができます。
オンラインショップやホームページでは価格の目安が書いてありますので、そちらを参考に。

スタイルやデザインの好み

自分やパートナーの好みや個性に合ったデザインを選びましょう。
指輪は長く身につけるものなので、互いに心地よく感じるデザインが重要です。

素材の選択

ゴールド、プラチナ、白金など、素材の特徴と予算を考慮して選びましょう。
耐久性やアレルギー反応の有無も検討しましょう。

石の選択

ダイヤモンドや他の宝石を使用するかどうかを決めましょう。
石の種類、カラット数、品質を考慮し、予算と好みに合わせて選びましょう。

サイズとフィット

正確な指のサイズを測定し、指輪が快適にフィットすることを確認しましょう。
また、幅や厚みも考慮して選ぶと良いです。

ジュエリーブランドや宝石店の選択

評判の良いジュエリーブランドや宝石店で購入することをおすすめします。
信頼性や品質の保証、アフターサービスについても確認しましょう。

比較と調査

複数の選択肢を比較し、価格、デザイン、品質、保証などの要素を総合的に考えて決定しましょう。
オンラインで大体の雰囲気を確認して、実店舗で実際に手にとって購入を決めるのが一番後悔がないでしょう。

最も重要なのは、結婚指輪が自分やパートナーにとって特別であり、長く愛用できるものであることです。

最も王道な結婚指輪は甲丸ストレートのプラチナリングですが、レディースならアレンジの幅がたくさんあり、ちょっともったいないかなと筆者は思います。
シンプルが好きなら、さり気なく1石だけダイヤモンドをいれてみるとか、ウェーブやツイストなどほんの少しデザインを取り入れてみるとか。
お店に行って実際にはめてみると「思っていた印象と違った」「意外なデザインが自分には似合った」など、新しい発見があるかもしれません。
お店に行ったら絶対に購入しないといけないという決まりもありませんので、ぜひ気軽な気持ちで相談してみて下さいね。