ゲストをおもてなしする結婚式、「おもてなし婚」とはどんなもの?

ゲストをおもてなしする結婚式、「おもてなし婚」とはどんなもの?

おもてなし婚は、ゲストの満足度や快適さを最優先に、ゲストが特別な一日を過ごすことができるようにする、というコンセプトの結婚式のこと。
新郎新婦だけでなく、ゲストの方々と一緒に結婚式を楽しむというスタイルの結婚式は、思い出作りにぴったりです!


目次

  1. 「おもてなし婚」とは、どんな結婚式のこと?
  2. おもてなし婚で大切なことは「ゲストの方それぞれを思いやりながら考える」こと!
  3. 【おもてなし婚アイディア】結婚式当日「までに」できるおもてなし
  4. 【おもてなし婚アイディア】結婚式「当日に」できるおもてなし
  5. 「おもてなし婚」の費用について
  6. 「おもてなし婚」を企画するにあたっての注意点
  7. まとめ

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「おもてなし婚」という言葉は、新しい結婚式のスタイルやコンセプトを指します。
一般的には、従来の結婚式よりもゲストのおもてなしに重点を置いた、結婚式のスタイルを表す言葉です。

もともと結婚式といえば「夫婦になるカップルのお披露目」という意味が強くありましたが、「おもてなし婚」ではゲストの満足度や快適さを最優先に考え、ゲストが特別な一日を過ごすことができるようにする、というコンセプトの結婚式です。

「みんなで楽しもう!」といったパーティのようなイメージを想像すると分かりやすいかもしれません。
新郎新婦だけでなく、出席するゲストの方々も主役になれるような、そんな結婚式です。

時代を経て、おもてなし婚とかつての結婚式と、だいぶ違う傾向に変化してきました。

かつての結婚式といえば…

かつて、結婚式の主流の考え方は「お披露目」という意識が強い傾向にありました。

このスタイルでは、新郎新婦を華やかに演出するプログラムを中心に式が構成され、ゲストへの配慮が疎かになることも少なくありませんでした。
新郎新婦の希望が最優先される一方で、ゲストへの配慮がおざなりになりがちの式と言っても過言ではなかったでしょう。

例えば、派手な演出・衣装には一生懸命ではあっても、料理や引出物がまずまずの内容だったり、内輪ノリの余興が続くことで理解のできないゲストが疎外感を覚えたり、といったものなど。
他には、ロケーションは良いがアクセスが悪い会場で開催されるなど、新郎新婦の都合や安いシーズンを優先することで、暑すぎる季節や寒すぎる季節の結婚式になってしまったりといった事例も少なくありませんでした。

こういった以前の状況は、参加したゲストたちが少し大変な思いをすることになってしまうこともしばしばあったと聞きます。

しかし、近年では人々が徐々に自分たちの幸せだけを追求する結婚式に疑問を抱き始め、「ゲストへの感謝」という要素を重視する新郎新婦が増えてきました。
彼らの意識の変化がもたらした結果が、「おもてなし婚」というスタイルでした。

以上のような変化を背景に、結婚式のスタイルが進化し、おもてなし婚が注目されるようになりました。
おもてなし婚では、ゲストの満足度や快適さを大切に考え、特別な一日を過ごせるような結婚式になるよう、考えられています。
ゲストへの配慮や感謝の気持ちを大切にし、思い出に残る結婚式を提供することが重要視されており、そうすることで新郎新婦もゲストたちの喜ぶ顔やふれあいが以前の方式よりも多く感じられるようになりました。

おもてなし婚の主役は、あくまでもゲスト!

ゲストへの配慮はどんな風にするもの?

ゲストの立場に立ち、彼らが楽しめるような工夫をします。
会場の選定や座席の配置、食事の提供など、ゲストの利便性や快適さを考慮したプランニングが行われます。

ゲストへのサプライズや贈り物

ゲストに喜んでもらえるようなサプライズや贈り物を用意することがあります。
例えば、お席に手紙や贈り物が用意され、パーソナルなメッセージや感謝の気持ちを込めたアイテムが贈られることもあります。

ゲストとのコミュニケーション

ゲストとのコミュニケーションを大切にします。
事前にアンケートを実施、席次表やゲストブックに工夫を凝らして、ゲストとの交流を促進します。

ゲストエンターテイメント

ゲストを楽しませるためのエンターテイメントやアクティビティを計画します。
音楽やダンス、ゲーム、写真ブースなどのエンターテイメント要素を取り入れ、ゲストが一緒に盛り上がる場を提供します。

特別なおもてなし

ゲストへの特別なおもてなしを用意することもあります。
例えば、美味しい料理や飲み物の提供、ゲストの好みに合わせたカスタマイズされたサービス、ゲストへの手作りのお礼の品などが含まれます。

ここでは、具体的に「結婚式当日までに」おもてなし婚として何が出来るかというアイディアをご紹介していきます。

挙式日の配慮

ゲストが参加しやすい日程や時間帯を選ぶことが重要です。
特に、ゲストが出席しやすい週末や祝日を選ぶことが一般的です。
また、挙式の予定を事前にゲストに知らせることで、参加しやすくする工夫もあります。

挙式が行われる季節も大切。
暑い夏や寒い冬の時期には、会場の快適さやゲストの対策を考慮して、涼しい場所や暖房設備の整った会場を選ぶなどの配慮が行われます。
また、季節感を取り入れた装飾や食事メニューの提供も行われることがあります。

ホテルや新幹線の手配

結婚式会場周辺のホテルと提携している場合、ゲストに特別な割引料金や予約手続きの方法を案内します。
ホテル名や割引コード、予約期限などの情報を提供し、ゲストが容易に予約できるようにします。

祝辞をしてくださる貴賓や、遠方からお越しのゲストには、お車代を手配することもあります。

ゲストが新幹線や飛行機を利用する場合、最寄りの駅や空港、アクセス方法についての案内を提供します。
特に、団体割引や手配補助の情報がある場合は、ゲストに伝えます。
時刻表や予約方法なども具体的に案内することで、ゲストがスムーズに移動できるようにサポートします。

アクセスしやすい式場選び

ゲストが車や公共交通機関を利用しやすい場所に式場を選ぶことが大切です。
例えば、主要な駅や空港からのアクセスが良い場所、バスや電車の駅から徒歩での移動が便利な場所などがあります。
近隣にタクシーやシャトルバスの利用が可能な場所なども挙げられます。
ゲストの居住地や状況に合わせて、複数の交通手段でアクセスできる場所を選ぶことも重要です。

ゲストが車で来場する場合には、十分な駐車場の提供が必要です。
近隣にコインパーキングや専用の駐車場があるか、ゲストの駐車場利用料金を負担するなどの配慮が求められます。

各交通機関でのアクセス方法と駅からの移動ルート、周辺の施設も含めた地図といった、会場の詳細な案内状を送付するのはとても親切です。

ゲストの方それぞれのことを考えた料理

ゲストからの特別なリクエスト(例:ベジタリアン料理、子供向けメニュー、特定の料理への希望など)に対応することが重要です。

地元の新鮮な食材や季節の食材を使った料理を提供することで、ゲストに地元の味や食文化を楽しんでもらいます。
例えば、地元産の野菜や魚介類、特産品を取り入れたメニューを用意するなどが考えられます。

結婚式では料理の見た目も大切な要素です。
美しい盛り付けや彩り豊かな料理は、ゲストに喜びと興味を与えます。
料理のプレゼンテーションにはセンスやアイディアが求められるため、シェフや料理担当者との相談を通じて、華やかで鮮やかな料理を提供することが重要です。

アレルギーなどの問題以外は、式場のプランやシェフが最適なアイディアを提供してくれるはずです。

受付や余興の準備

受付担当者を配置し、ゲストの名前や席次表の確認、プレゼントの受け取りなどを円滑に進めるようにします。
待ち時間を最小限に抑えるため、受付用のテーブルや案内板、必要な資料や用紙を用意しましょう。

余興を計画する際には、ゲストの関心や興味を考慮しましょう。
バランスの取れたプログラムを組み立て、長すぎず短すぎずの時間配分を心掛けます。

また、余興の内容や進行については、ゲストに楽しんでもらえるような工夫を凝らしましょう。
友人に頼むという方は特に「時間」や「内容」は打ち合わせしておくと安心。
長すぎる余興と内輪受け・下ネタな余興は、その他の多くのゲストにとって不快に感じることも多いようです。

式場スタッフの対応を確認

スタッフがプロフェッショナリズムを持ち、礼儀正しい態度で接客しているかを確認します。
問い合わせや要望に対して迅速かつ適切に対応しているかも重要な要素です。
問題が生じた場合にも冷静かつ迅速に対応し、解決策を提案する姿勢が見られるかをチェックします。
イベント中に起こる可能性のあるトラブルや問題を聞いておくと良いかもしれません。

引出物はゲストそれぞれに合わせた物を

子どもがパーティに飽きたときにお楽しみいただくために、引出物袋には食べやすいスナック菓子を詰める。
受付やスピーチ、二次会の幹事などのお礼として、高級ブランドのチョコレートを添えて。
お酒好きな方には、記念のボトルを。
プラス1のプチギフトが嬉しいようです。

ゲストに配慮した引き出物で一般的に多いのが「カタログギフト」。
無難ではありますが。何度か結婚式に参加しているゲストからすると「またカタログギフト」程度にしか感じられないのは注意。
ゲストの好みを把握しているのであれば、「贈り分け」するのが一番良いのですが、それでももし全員の好みや趣味を把握できていないのであれば、カタログギフトにしても、それぞれ違ったカタログギフトをチョイスしても問題ないです。

引出物の選択やメッセージの添え方を工夫することで、ゲストへの感謝の気持ちや配慮を伝えることができます。

ウェルカムスペースへの配慮

ゲストを迎えるためのウェルカムボードやサインを配置しましょう。
新郎新婦の名前やウェルカムメッセージを掲示し、ゲストを歓迎します。

またウェルカムドリンクや軽食を用意して、ゲストがお腹を満たせるようにしましょう。
特に夏場や長い移動の後には、冷たい飲み物や軽食が喜ばれます。

結婚式のゲスト同士ははじめましてという人も多いです。
自然と会話ができるように、新郎新婦のプロフィールなど、待ち時間でも楽しめるものを。
ゲストが少人数の場合は、ゲストひとりひとりの簡単な紹介を載せるカップルもいます。

お手洗いやパウダールームにアメニティを置く

ハンドソープとハンドクリーム

手を洗った後に乾燥しないように、保湿成分の入ったハンドソープとハンドクリームを用意しましょう。

フェイスタオル

手を拭くだけでなく、化粧の補修や顔の汗拭きにも使えるフェイスタオルを用意します。

ヘアスプレーとヘアピン

レディーストイレには、ヘアスプレーやヘアピンを用意して、髪型の補修やアレンジをするのに役立ててもらえます。

化粧品リフレッシュセット

化粧直しをするためのリップクリーム、ファンデーションやパウダー、コットンなどの化粧品を用意します。

口臭ケア

披露宴は食事を伴うことも多いので、うがい薬など、口臭を予防できるものがあると安心です。
これらのアメニティをお手洗いやパウダールームに備えることで、ゲストが快適に過ごせる環境を提供することができます。

必要な時に必要なものを手に取れることで、ゲストは安心感を持って式を楽しむことができます。


ゲストテーブル・テーブルアイテムの配慮

ゲスト同士が円滑にコミュニケーションを取れるように、席次を考慮しましょう。
友人や家族同士が近くに座れるような配置を心掛けます。
テーブルには花や装飾品を配置して、華美過ぎず、でも上品で清潔感のあるデザインを選び、ゲストがくつろいで食事を楽しめるようにしましょう。

ここでは、具体的に「結婚式当日に」おもてなし婚として何が出来るかというアイディアをご紹介していきます。

ゲストのお迎えを自分たちで

新郎新婦がゲストを自分たちでお迎えすることは一つのアイデアです。
結婚式当日、新郎新婦がゲストを会場入り口やエントランスで出迎えます。
一人ひとりのゲストに直接感謝の気持ちを伝えます。

受付や余興を自分たちで

受付や余興を自分たちで行う場合、アットホームな雰囲気や親近感を演出することができます。
ゲストとの交流を促すために、ゲスト参加型のゲームやアクティビティを企画します。
クイズやビンゴ、写真ブースなど、楽しみながら交流を深めることができます。
お色直しのドレスの色当てゲームは鉄板ですが、賞品を用意するととても盛り上がります。
受付の際にドレスの色を聞いてアンケートを取ります。

お色直しの回数を減らす

お色直しのために何度も時間を要する場合、ゲストは長い間待たされることになります。
回数を減らすことで、イベントのスムーズな進行が可能となります。
ゲストはスムーズな進行によって、結婚式を楽しむことができます。

ゲスト参加型の演出で、交流の機会を増やす

ゲストが参加できるゲームやクイズを用意しましょう。
テーブルごとにチームを組んだり、全体で競い合ったりすることで、ゲスト同士の交流を促すことができます。
ウェルカムボードにゲスト全員の名前や写真を掲示し、ゲスト同士がお互いを認識しやすくしましょう。
名前や共通のつながりを見つけたゲスト同士が話しやすくなり、交流が生まれることでしょう。

歓談時間を長くする

歓談時間が長く取られると、ゲスト同士が自由に話をする機会が増えます。
これにより、ゲスト同士の交流が促進され、お互いをより深く知ることができます。
結婚式は新郎新婦の特別な日であり、ゲスト同士が出会い、交流する素敵な機会です。
新郎新婦への祝福の言葉やメッセージを求めるのも良いかもしれません。
会場によってはカメラマンが聞いて回ってくれるサービスも。
喋ることで、隣の方との会話のきっかけになることも。
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通常結婚式の費用といえば「300万円前後」といわれています。
もちろん要素をプラスしていけば費用は膨らんでいきます。

「おもてなし婚」の費用は、通常の結婚式と比較して高くなる傾向があります。
なぜなら、「おもてなし婚」はゲストへのおもてなしに重点を置いており、ゲストの満足度を高めるために様々な工夫や配慮が必要とされるからです。

「おもてなし婚」において費用が高くなる要素としては、

会場の選定や食事のクオリティ、引出物の選択
食事やドリンクの質、高品質な食材や特別なメニュー、ワインやカクテルの提供
装飾や演出、花や照明、特別なデコレーション
ゲストへのプチギフト、個別に用意したり、特別なアイテムを選んだりといったものがあります。

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ゲストの希望や好みを事前にヒアリングし、可能な限りそのニーズに合わせた準備をすることが大切です。
アンケートや直接の会話を通じて、ゲストの食事制限やアレルギー、好みの料理など聞き出しておくことです。
ゲストが楽しめるようなイベントの流れを作りましょう。受付や余興のタイミング、食事や休憩の配分などを考慮し、スムーズな進行とゲストの飽きを防ぐようにしましょう。
わからないことがあれば、専門のスタッフに聞いてみて、アドバイスを貰えたら一番!
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「おもてなし婚」を企画する際のまとめです。

  • ゲストのニーズを把握する。
  • 予算の設定と優先順位の決定。
  • イベントの流れとタイムスケジュールを考慮する。
  • スタッフの教育と連携を行う。
  • ゲストとのコミュニケーションを大切にする。
  • 感謝の表現とお礼を忘れずにする。

これらのポイントに留意しながら、「おもてなし婚」を計画し、ゲストにとって忘れられない素晴らしい結婚式の体験を提供しましょう!


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