婚約指輪ではなく、結婚指輪のお返しはした方が良い?
婚約指輪ではなく、結婚指輪のお返しはした方が良いのかとお悩みの方は必読!
一般的に婚約指輪に対してギフトを返すということが多いですが、「結婚指輪を買って貰ったから何かあげたい!
」という気持ちがあるなら、ギフトを贈るのはOKですよ!
目次
- 「お返し」!と考えるその前に。「婚約指輪(エンゲージリング)」と「結婚指輪(マリッジリング)」は違うものなので注意!
- 「婚約指輪(エンゲージリング)へのお返し」はよく聞くけど、
「結婚指輪(マリッジリング)へのお返し」はしても良い?縁起とか大丈夫? - 結婚指輪へのお返しは、基本的に婚約指輪と同じようなもので大丈夫!
- まとめ
「お返し」!と考えるその前に。
「婚約指輪(エンゲージリング)」と「結婚指輪(マリッジリング)」は違うものなので注意!
意外と混合しやすいのが、婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)です。
この2つは購入するタイミングや使うタイミングが異なります。
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一般的にブライダルリングへのお返しとしては、婚約指輪に対してギフトを返すということが多いです。
婚約指輪とは
婚約指輪とは、婚約の証として男性から女性へ贈るリングのことを指します。
昔から映画やドラマなどの愛を誓うプロポーズのシーンで、小さな箱をパカっと開けて中からリングが出てくる描写がありますが、その時に箱の中に入っているリングが婚約指輪です。
多くの場合、大きめのダイヤモンドが中央に添えられたリングを女性のみに贈ります。
このサプライズプロポーズのイメージが先行して、婚約指輪は結婚を申し込む時にあげるものという感覚があるかもしれませんが、正式に婚約を結ぶ際に贈っても問題ありません。
近年ではプロポーズが成功した後で、カップルおふたりでジュエリーショップで婚約指輪を選ぶということも当たり前の光景になっています。
婚約指輪の使用用途としては、結納式の際の結納品の一つとして扱われたり、正式な婚約の証の代わりとしてギフトのように贈られます。
結納式とは日本古来の伝統で、婚約を両家の家族に正式に認めてもらうセレモニーのことです。
結納式では、もらう側がもらわれる側に対して、もらう代わりに金品を贈与するという流れになります。
男性側が女性側に贈与することが多いですが、その逆のパターンもあります。
「お返し」という概念は、この結納の伝統から生まれています。
以前は結納金として現金を渡したり、縁起物として様々なおめでたいものと価値ある物品を贈ったものですが、その代わりに婚約指輪を贈与する簡易的な結納が近年では多いでしょう。
しかし婚約指輪の発祥である西洋では、お返しをする文化がなく、婚約指輪は男性から女性への純粋な贈り物として扱われています。
SUEHIROの婚約指輪
結婚指輪とは
結婚指輪とは、婚約が正式に認められて、晴れて夫婦となった証として夫婦共に着用するペアリングのことです。
一般的に役所へ婚姻届を提出した後、結婚式を開催する準備の段階で購入されることがほとんどです。
デザインはプラチナやゴールドなどの金属のみを使用したもので、石をつける場合でも日常生活に邪魔にならないようなものを選びます。
婚約指輪との大きな違いは、女性のみ贈られるものか、夫婦ともにペアで着けるものかというところにあります。
そのため、婚約指輪のお返しを考えた場合には、
男性へそのままギフトをお返しするという感覚でできましたが、結婚指輪は本来ペアで贈り合うという感覚ですので、もしも代金を折半して購入したということでしたら、お返しは必要ないことになります。
実際、結婚指輪を男性は女性のリングを、女性は男性のリングの代金を負担して、両者で贈り合うという形にするカップルもいらっしゃいます。
もし旦那様が結婚指輪の代金をすべて支払ったとしましたら、そのお返しとして何かギフトを贈るのはアリとなります。
SUEHIROの結婚指輪
「婚約指輪(エンゲージリング)へのお返し」はよく聞くけど、
「結婚指輪(マリッジリング)へのお返し」はしても良い?
縁起とか大丈夫?
婚約指輪へのお返し、はよくあります。
日本の結納文化を元にしています。
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しかし、結婚指輪へのお返し、というのはあまり聞かないと思います。
結婚指輪は両者ともに贈り合うものというイメージが強いので、他のものをギフトするのはまれかもしれません。
ですが、結婚指輪を購入してもらったので、何かあげたい!という気持ちがありましたら、もちろんギフトを贈るのはOKです。
また男性の結婚指輪と女性の結婚指輪では、ダイヤモンドの有無でかなり価格が変わってくる事があります。
その場合も考えてみてよろしいと思います。
結婚指輪へのお返しは、基本的に婚約指輪と同じようなもので大丈夫!
結婚指輪のお返しも、婚約指輪のお返し同様に考えて構いません。
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おすすめは毎日のように着けることができる結婚指輪のように、毎日のように使うものや身につけられるものを贈ると、結婚指輪のお返しという思い入れもできますし、より夫婦の結束も強くなることでしょう。
価格帯
5万円台
結婚指輪の中ではお求めやすい価格帯の一人5万円台。
一番わかりやすく思い出もできるお返しは、ホテルやハイグレードなレストランでのお食事でしょう。
お相手の趣味が決まっていましたら、それに関連したプレゼントもよいと思います。
スポーツ用品やガジェットなどのデザインにもこだわりたいようなアクセサリー類を贈ると思い入れも一層強くなるでしょう。
10万円台
結婚指輪の平均価格は1人10万円台。
おふたりのペアリングで20万から25万円がもっともデザインも豊富なボリュームラインとなっています。
この価格帯の結婚指輪は、ダイヤモンドはあっても控えめに組み込まれており、プラチナやゴールドなど金属が主体となったデザインの指輪であることが多いでしょう。
この結婚指輪へのお返しとしてふさわしいのは財布などレザー小物が挙げられます。
20万円台
国内のラグジュアリーブランドも選べる20万円台。
この価格帯は素材の他に製法もこだわったリングや、デザインが特殊なハイグレードなジュエリーショップの看板になるようなリングも揃います。ハイブランドやオーダーメイドで仕上げるスーツのプレゼントも素敵です。
30万円台から50万円台以上
海外ブランドも視野に入る30万円から50万円台。
男性の結婚指輪では幅やサイズが大きくなれば、金属を多く使うので価格がアップしますが、女性の結婚指輪は顕著で、ダイヤモンドなど貴石をふんだんに使った結婚指輪であると価格もかなりアップします。
男性はあまり価格が変わらず、女性のリングでダイヤモンドがたくさんついていて価格差が開くという場合も。
女性の結婚指輪でダイヤモンドや天然石を主体にしたデザインですと、30万円から50万円になるでしょう。
かなりのハイブランドですと100万円から500万円など際限のない世界になります。
この価格帯以上になってきますと、お返しのギフトとしては腕時計がおすすめです。
腕時計は男性にとってのジュエリーとも言われています。
きっと一生ものが選べると思います。
どんな価格帯にもおすすめなお返し
オールマイティにギフトとして最適なのが、やはりメンズジュエリーです。
指輪以外にもネックレスやブレスレット・ピアスなども人気です。
スーツに合わせられるメンズジュエリーもあり、タイピンやカフスボタンもジュエリーに含まれます。
刻印を入れてお返しの特別な贈り物として仕上げましょう。
ジュエリーは様々な価格帯のものが販売されていますので、様々な結婚指輪のお返しとして考え安くて、とても便利です。
おすすめアイテムピックアップ
結婚指輪へのお返しのギフトとして筆者がおすすめするものをいくつかご紹介いたします。
これらは婚約指輪へのお返しとしても人気の高いものです。
時計
婚約指輪のお返しとして最も一般的であったのが、腕時計です。
婚約指輪はジュエリーで身につけられるものです。
腕時計も同じように身につけられるものですし、人によっては女性にとってのジュエリーのようにファッションの一部として扱うこともあるでしょう。
男性にとっても毎日身につけやすい実用的な存在で、喜ばれること間違いないでしょう。
ただし結婚指輪のお返しとしては、やや高価なものであるかもしれません。
婚約指輪は平均で25万円から30万円程度の価格のものが購入できますが、結婚指輪は片方一本のみの値段を考えると10万円程度が相場です。
どうせ贈るなら、一生物のブランドの腕時計を贈りたいと考える方にとって、婚約指輪のお返しとして腕時計を送ることは釣り合いそうですが、結婚指輪のお返しとして腕時計を贈ることはToo muchかもしれません。
スーツ
スーツは結婚指輪のお返しとして、特におすすめなものの一つです。
お返しとしてはブランドのスーツやサイズをきちんと採寸して作るオーダーメイドスーツが適切であると思いますが、それでも10万円程度のものが沢山あります。
結婚指輪のお返しとして釣り合う価格帯で、しかもお仕事に毎日着ていける利便性もありますし、何着あっても困らない物ですので、とても素敵なギフトになると思います。
最近は在宅ワークが中心になったりして、仕事の仕方も変わってきており、そもそもスーツを着ないという方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、フォーマルスーツをすでに持っていればいらないかもしれませんが、持っていない場合は一着あると先の人生で必ず使う時が出てくると思いますので、フォーマルスーツを贈っても損はないでしょう。
まずはご両家への挨拶の時に着て行って、婚約指輪と共にお披露目をするというのもよいですね。
財布
財布も結婚指輪のお返しとして適切なギフトの一つです。
スーツと同じように、結婚指輪の価格帯とマッチしていますし、スーツを普段着ない方にとっても毎日のように必ず使う物です。
財布を購入する場合もお相手に好みを聞いたり、一緒にお店へ行って選ぶのがおすすめです。
財布の大きさ。長財布か、二つ折りかは特に気にされるポイントでしょう。
次に財布の素材や色は、最も人気なものはやはり革製品で、ブラックやブラウン、深いグリーンや紺色がナチュラルに使いやすいと思います。
金属のエンブレムや差し色があってもおしゃれで差別化できそうです。
財布は内側に刻印を入れることができるものもあります。
婚約指輪と同じ日付の刻印を入れたり、お名前やイニシャル、「For You」などのメッセージを入れるのもおすすめです。
ファッションジュエリー
結婚指輪はペアで購入するものですので、更にもう一つ指輪を購入というのは不思議に思うかもしれませんが、ファッションリングはまた別腹でしょう。
普段からアクセサリーを着けているお相手にとっては、ジュエリーを沢山所有して日々のファッションによってジュエリーを着せ替える女性達のように嬉しいものになるかもしれません。
結婚指輪は一般的に左手薬指にはめるものですので、それ以外の指、例えば親指に着けるサムリングなどを選ぶと楽しんでコーディネートできそうです。
またリング以外にも、ネックレスやブレスレット、ピアスなどの他、男性がよく使うジュエリーとしてはネクタイピンやカブスボタンも挙げられます。
ネックレスはシンプルなプレートのデザインのものが人気です。
長方形のスタイリッシュなデザインや、円形のデイリー使いしやすいデザインもあります。
また、ペンダントトップのないチェーンだけのデザインも使い勝手が良く、男性には特に選ばれています。
喜平チェーンという言葉を聞いた事があるかもしれませんが、投資用にゴールドを持っておきたいという目的で金製の喜平チェーンを購入する方もいらっしゃいます。
素材はプラチナであると、ワンランク上のラグジュアリーなギフトとして申し分ないですし、劣化せず永遠の輝きを保ち続けてくれます。
一方でよくメンズアクセサリーとして使われているシルバーはお勧めできません。
シルバーは汗や脂ですぐに反応してしまいますし、使っていなくても空気に触れているだけでだんだんと黒く変色してきます。
やはりジュエリーとして、プラチナが適当です。
ブレスレットもプレートのブレスレットトップや、チェーンのみのデザインが人気です。
腕時計と合わせてコーディネートを楽しめるように金属の色にも注目したいですね。
ブレスレットは金属の板を手首一周に回したようなバングルも非常にクールなデザインが多いです。
ネクタイピンやカフスボタンは、スーツを沢山着用される方にはマストアイテムともいうべきアクセサリーです。
ネクタイピンはネクタイを挟んでシャツに留めておくものです。
デザインはベーシックなプレート状のものから、ダイヤモンドや天然石が組み込まれたラグジュアリーなもの。
何かしらのモチーフを使ってユーモアに仕上げたものもあります。
ゴルフが趣味ならゴルフクラブの形、釣りが趣味ならフィッシュモチーフ、車が好きなら車のシルエットモチーフなど、様々なデザインがあります。
カフスボタンは、シャツの袖口のボタン穴にはめて使うアクセサリーのことです。
西洋の紋章やブランドのモチーフのものが人気です。
カフスボタン単体も売っていますが、ネクタイピンとのセットでの販売も非常に多いです。
胸元と袖口のトータルコーディネートが叶う逸品です。
旅行
もし婚約指輪のお返しとしてすでに物品のギフトを渡してしまっていて、もうそういったギフトは必要ないかなと思われたなら、旅行をプレゼントするのはいかがでしょうか。
思い出をギフトとして贈るのもとても喜ばれることでしょう。
結婚指輪のお返しでしたら、海外旅行へというよりかも、国内旅行で高級なホテルへ泊まるというコンセプトが多くの場合マッチすると思います。
新婚旅行を婚約指輪のお返しとして贈るという方もいらっしゃるようですので、結婚指輪のお返しとしてや、婚約指輪と結婚指輪の分を合わせてお返しするという考え方もよいかもしれません。
新婚旅行で人気の高い観光地は、北海道や沖縄、そしてふたりでゆっくりとできるリゾートホテルステイもあります。
海外はハワイなどのリゾート、フランスやイギリスなどヨーロッパの国々が人気です。
趣味のもの
一過性の流行り物などではなく、ライフワークのように趣味を楽しむ方には確実に喜ばれます。
ゴルフやテニスのようなスポーツ、一眼レフカメラのアクセサリーアイテム、毎日必ず使う電化製品なども候補に挙がるでしょう。
しかし、他のプレゼントに比べて、少々消耗品感もありますし、車などが趣味の方には、なかなか結婚指輪のお返しとして何か贈るといっても難しいかと思います。
これがいい!と指定されない限りは、他のものを考えた方が無難かもしれません。
家で使う家具
婚約指輪へのお返しとして意外とポピュラーになりつつあるのが、家具をギフトとして購入するという方法です。
結婚指輪のお返しとしても考えてよろしいでしょう。
腕時計、スーツや財布も必要に迫られてないし、旅行もいいかなと思い、「何もいらない」という男性は少なからず存在します。
無理強いしてギフトすることはありませんが、どうしてもギフトを贈りたいという場合は、新生活に向けて一緒に使うものとして家具をチョイスすることがあるようです。
テーブルやソファなど団欒に使う家具や、大型テレビなどは、あったら嬉しい家具家電。
ふたりで相談して、購入するのはとても堅実で素晴らしい贈り物になることでしょう。
まとめ
結婚指輪は、夫婦相互で贈り合うペアリングというイメージがありますので、その他のギフトを贈るという習慣は、婚約指輪に比べて少ないかもしれません。
しかしだからこそ、結婚指輪へのお返しとして特別なギフトを贈れば、夫婦の絆はより強いものになることでしょう。
参考として腕時計やメンズジュエリー、スーツなど様々なギフトを挙げましたが、1番大切なのは感謝の気持ちです。
ありがとうの気持ちを込めて、もし結婚指輪のお返しをお考えなら、おふたりで相談して決めるのがよいと思います。
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