細かく解説!結婚指輪は、はめたらずっとつけっぱなしでOK?NG?
結婚指輪(マリッジリング)の着け方は人によって違いますが、正しくメンテナンスをすることで、いつまでもきれいに輝く結婚指輪として使うことができます。
ここでは、メンテナンスの方法や結婚指輪のつけはずしのタイミングについてご紹介しています。
目次
- 結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにするかどうか――結論から言うと「その人次第」!
- 結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにする場合のメリット・デメリット
- 結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにしない場合のメリット・デメリット
- 結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにしている場合、外した方が良い時ってある?衛生面は?
- 結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにしていると、壊れたり傷ついたりしない?もしそうなったら……?
- まとめ
結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにするかどうか――結論から言うと「その人次第」!
結婚指輪の着け方は人によって違います。
つけっぱなしにする方もいますし、シチュエーションによってつけたりはずしたりという方もいます。
どのような場合にも、正しくメンテナンスをすることで、いつまでもきれいに輝く結婚指輪として使うことができます。
結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにする場合のメリット・デメリット
ここでは、結婚指輪をつけたままにしておく場合のメリットやデメリットについてご紹介いたします。
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メリット
結婚指輪は、とても丈夫。基本的には日常的に身につけることを前提としているので、つけっぱなしでも耐えうるように作られています。
パートナーとの絆をつねに感じられる
結婚指輪はおふたりの愛の証であり、結婚しているのが誰にでもわかる社会的な証明にもなるものなります。
お仕事でどうしてもつけられない場面は仕方ありませんが、着けないでいると、パートナーに余計な心配をかけてしまうこともあります。
「結婚した証はつねに身につけたい」「幸せを実感する」「不倫防止」といった声もあります。
購入した意義を感じられる
結婚指輪はいいものだからこそ安くはない買い物。
せっかく購入したのに常につけていないのは勿体無いという考えることもあるでしょう。
買ってよかったと思えるのは、やはり毎日身に着けてこそと思います。
紛失や着け忘れのリスクを減らせる
これは一番のメリットと言えます。
着けっぱなしにしておくことで、紛失のリスクを減らせます。
指輪は着けたり外したりしていると、外出時にうっかりどこかへ置いてきてしまったということも起こりえます。
結婚指輪はふたりにとって大切な思い出の品物です。
万が一なくしてしまったら、ということを考えるとつけっぱなしはとても理にかなっています。
毎朝着けるのは忘れてしまう時があるといったことも防げます。
デメリット
本当に24時間つけっぱなしではどうなるのでしょうか。
つけっぱなしにしていた場合のデメリットもいくつかあります。
傷や汚れが付きやすくなる
毎日のようにつけていれば、指輪に傷が付き、皮脂や汗の汚れがどうしても溜まってきます。
日常生活の中で手を洗ったり、お風呂に入ったりすることで、ある程度の汚れをとることはできますが、細かなところまではカバーできません。
メンテナンスをしないでいると、リングの輝きが曇りますし、場合によっては変色・変形が起こることも考えられます。
購入時のきれいな状態をできる限り保ちたいという方は、一日の中で、外す時間帯も検討してみるといいでしょう。
衛生面のリスクがある
衛生面には不安があります。
長期間着けっぱなしにしている指輪は表側は洗えても、裏側には雑菌が繁殖してしまうという可能性もあります。
特にお料理をする時は、雑菌を食材に移してしまわないか心配という声も。
指輪を着けっぱなしで料理したいという時には、ビニール手袋などをして行う人もいます。
今の時期は手の消毒が完全にできているかということも気になると思います。
たまには指輪を外して、手と指輪の間を洗う習慣を着けておくのをこころがけましょう。
結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにしない場合のメリット・デメリット
それでは逆に、結婚指輪をつけたままにしない場合のメリットやデメリットについてはどうなのかをご紹介いたしますね。
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メリット
指輪がきれいな状態を保てる
料理の際に指輪を外すのはおすすめです。指と指輪の隙間に食材が詰まることなく、衛生面にもしんぱいがありません。
寝る時や手仕事をする時に外しておけば、傷や変形のリスクも減らせます。
デメリット
紛失しやすくなる
外したことを忘れて置きっぱなしにしたり、どこに置いたかわからなくなったりする可能性が増えるのです。
着脱の頻度が高くなると面倒に感じて、そのまま着けなくなってしまう方もいることでしょう。
まさかの家の中でもなくしてしまったという事件も起きています。
リングケースを活用するなど、結婚指輪の保管場所は決めて、必要最低限のときだけ外すように心がけましょう。
結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにしている場合、外した方が良い時ってある?衛生面は?
さて、結婚指輪をつけたままにしておいた時、気になってくるのが「衛生面」ではないでしょうか?
「衛生面」が気にかかるであろう様々な場面をご紹介していきますね!
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料理
衛生面の問題からも、料理をするときは、食材によって指輪が汚れるかもしれません。
レストランで働いている方はアクセサリーがつけられないということからも、生ものに触れたりハンバーグをこねたりするときなどは、外しておいた方が良さそうです。
温泉やお風呂
日常的なお風呂に入る時にも指輪を着けていて問題なし。
体を洗ったり、洗顔をしたりする市販のソープで指輪がどうにかなることはまずありません。
ただ入浴剤や温泉に含まれる成分が、指輪に使われている金属の種類によっては、反応してしまうという恐れもあります。
特に温泉に入る際には、温泉でも問題ないといわれているプラチナといった金属でも、できる限り外していただくことをおすすめします。
せっけんや入浴剤など固形物を扱う際には、指輪の内側の刻印やダイヤ周りにせっけんが溜まることがあります。
かゆみや硬化した汚れの原因になるのできちんとすすいでおきましょう。
お皿を洗う時
結婚指輪でよく使われる金属は、水に濡れても大丈夫です。
ドラッグストアなどで市販されている洗剤を使っても変化はありません。
(たまに輸入製品でとても安いからと通販で購入したもので指輪が変色したという事例もあるそうなので、できる限り一般的に売られているものを使いましょう。)
水や洗剤を扱う時に注意したいのは、指輪が流されないようにすることです。
せっけんのぬめりで指輪がすべりやすくなって、するっと抜け落ちてそのまま排水口に流されてしまったというアクシデントが多発しています。
指輪のサイズ感が緩めが好きという方は特にすべりやすいので、気をつけましょう。
海やプール
基本的に海やプールに結婚指輪を着けても問題ないでしょう。
しかし指輪への負担だけではなく、温泉や海、プールなどでは、アクセサリーで他者にけがをさせてしまう危険もあるため、着用禁止の場所があります。
またアクティビティに夢中になっていつのまにかなくなっていたということのないよう、指にフィットするサイズでまず指輪を作りましょう。
その場合、指輪は貴重品ロッカーや貴重品ボックスに預けるか、自宅に保管をお願いします。
物を運ぶ時やスポーツする時
ゴルフ・テニス・野球などグリップで手に強い力がかかるスポーツをする時は外しておいた方が無難です。
結婚指輪の素材であるプラチナやゴールドは成形しやすい分柔軟性のある金属でもあります。
変形する可能性が大いに高いので、瞬発的にグリップを握って手に力が入るスポーツをする際は外しましょう。
寝る時
寝る時に寝返りをうったり、体重がかかったり、意外と就寝時はアクセサリーにとって大敵です。
知らないうちに小傷や歪みがでないように、外しておくのもよいでしょう。
ただよっぽどの寝相でない限りは問題ないので、普通に着けて眠っている方も多いです。
消毒をする時
今の時期に気になるのは消毒する時かもしれません。
指輪を着けているとなかなか指輪の内側まで消毒液が浸透するのは難しいと思いますので、気になる方は外してもよいと思います。
固い・重いものを運ぶ時
引っ越し・買い物などで重い荷物を運ぶ時は注意が必要です。
日常生活の軽い動作程度なら心配ありませんが、大きな力を加えれば指輪は変形する可能性があります。
特に最近流行の1㎜・2㎜幅の細身のリングは、とてもおしゃれでよいと思いますが、購入品をたくさん詰め込んだ買い物袋を持ち上げる時すら不安を感じます。
細身のリングでも厚みがあればある程度耐えられますので、結婚指輪の購入時にはそういったことも意識してみましょう。
そして日常生活においてもこの重さは危ないかも?と思ったら指輪は外しておきましょう。
結婚指輪(マリッジリング)をつけっぱなしにしていると、壊れたり傷ついたりしない?もしそうなったら……?
指輪は生涯ともにあるものですが、着用時間が長ければ長いほど傷は必ずついてきます。
ここでは、結婚指輪のお手入れ・メンテナンスについてご紹介していきます。
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結婚指輪の傷は「年輪」ともいわれるように、夫婦ふたりの歩みを表す思い出としてポジティブに捉えられることも多いです。
とはいえ、指輪が大きく壊れてしまったり、傷が付きすぎて輝きが鈍くなってしまった時には、ジュエリーショップまたはジュエリー修理店に持っていくことで、お直しをしてもらえます。
お手入れ・メンテナンス
自分で出来ること
プラチナ製の結婚指輪
プラチナは、熱にも酸にも非常に強い、科学的な変化にはとても丈夫な金属です。
石鹸で手を洗う、お風呂に入るなどの日常生活で変色などの心配はまずなく、
その他にも、化粧品、除光液、漂白剤、シャンプー、髪の毛用のカラーリング剤なども問題ありません。
温泉も基本的には入っていただいても大丈夫とはされていますが、温泉成分に何が含まれているか把握しきれませんので、外しておいた方が無難でしょう
ただプラチナにも弱点はあります。
展延性に富んでいるため、強い衝撃が加わると変形する可能性があります。
日常生活で硬いものにぶつけるなどして、小キズが付くということも避けられません。
負荷のかかる動作やスポーツの他、研磨剤の入った洗剤やクリーニングクロスにも注意が必要です。
指輪が汚れていく原因は主に汗や化粧品が溜まることです。
何も処置をしないと、だんだんと指輪や宝石はくすんでしまい、輝きが鈍ってきます。
基本的には眼鏡ふきのような研磨剤の入っていない柔らかい布で軽く拭けばOKですが、中性洗剤につけて、水洗いをするのもおすすめです。
ゴールド製の結婚指輪
ゴールドも柔軟性がありますが、日常生活に耐えられる強度があります。
また熱には強いですが、酸やアルカリなどの化学薬品に触れると変色の危険があります。
それはゴールド本体に反応しているのではなく、混ぜ物の金属に反応していることが多いです。
例えば強度を増すために加えている銀や、ピンクゴールドにするために加えられる銅などが原因です。
ただしK18の純度があればほとんど見た目にもわからない程度で済むでしょう。
漂白剤や髪の毛用のカラーリング剤などの化学製品に触れる際は、結婚指輪と薬品が直接触れないように気を付けましょう。
温泉に入る場合もプラチナ同様注意が必要です。硫黄泉などに入浴する時は、指輪を外しておくと安心です。
ゴールドもプラチナと同様に展延性に富んでいるため、強い衝撃が加わると変形し、日常使いでも小キズが付きやすいです。
プラチナ同様お手入れは柔らかい布でゆっくりと磨いてください。
シルバー製の結婚指輪
シルバーはどちかと言えば結婚指輪には使われず、ファッションジュエリーに使われることの多い金属です。
理由は「硫化」という黒く変色しやすい性質があるからです。
汗、皮脂によって、普段使っているだけでも変色してしまいます。
ただシルバーの場合は、研磨剤を含ませてある専用のシルバー磨き用クロスやシルバー洗浄液などを使えば、綺麗に磨き上げることは可能です。
日々の変色や黒ずみを防ぐためには、使用後必ず柔らかい布で表面の汚れをふき取るようにすれば綺麗に保てます。
シルバーアクセサリーは空気中に含まれる硫黄分でも硫化してしまうため、ケースやチャック付き袋などに保管しましょう。
ダイヤモンドをあしらったデザインの結婚指輪
結婚指輪にダイヤモンドがあしらわれている場合、プラチナやゴールドであれば、それぞれのお手入れ方法をそのまましていただいて大丈夫です。
ダイヤモンドの間やダイヤモンドの裏側など、隙間に汚れが溜まりやすいです。
指輪を外して家事ををする、隙間を特に洗っておくなどをおすすめします。
お店に相談した方が良い場合
「傷がたくさんついて輝きが鈍ってしまったが、記念日やイベントで着けたいので輝きを戻したい。」
「不注意や経年の負荷で指輪が大きく歪んできてしまった。」
「ダイヤモンドの留め金部分が変形してしまった。緩くなった。」
「指輪のサイズが変わってしまったので、変更したい。」
という場合には、結婚指輪を購入したジュエリーショップのアフターメンテナンスをまず活用しましょう。
プロの手によって歪みを直し、磨きなおしによって新品のような輝きを取り戻せることがあります。
まとめ
結婚指輪をつけっぱなしか、はずしておくかは個人の自由です。
パートナーと相談するのもありですし、仕事や家事や趣味を鑑みて決めるのもよいでしょう。
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それぞれにメリットがある一方で、デメリットもあります。
長くつけていないとわからないこともありますので、すでに結婚指輪を持っている人や、ジュエリーショップで聞いてみるのがおすすめです。
変質や変形、日常生活での指輪の着用の不安など、どうしても困ったことがあったらぜひジュエリーショップにご相談ください。
おふたりが満足のいく形で着用できるように、プロがご案内します。
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