おふたりの一生の宝物になる結婚指輪は、素材と品質にこだわりたいですよね。
しかし、人生の大きな節目、色々とお金もかかることが多く、出費も抑えたいというのもあると思います。

結婚指輪を出来るだけ安い価格帯で買えたら……そんな風に思う方に向けて、この記事ではちょっとしたポイントをお伝えしていきたいと思います。
お時間のある時にでも、ぜひ目を通してみてください。

ブランドから老舗まで揃っている便利な街としては、銀座や日本橋が一押しです。
すぐにお持ち帰りできる商品を揃えているお店、完全なオリジナルリングをオーダーできるお店、流行りで人気のデザインをアレンジ・カスタマイズして、自分達らしさを表せる結婚指輪に出逢えるお店まで、個性様々なお店がたくさんあります。

やはりブランドのお品を選ぶと品質はもちろん、ネームバリューも付加されて、高額になりがちです。
安く購入するには、ノーブランドのお品を選ぶ方が、同品質のものであってもブランド品より安く購入できます。

しかし、ノーブランドでの安さがどうしてなのか、どこから来ているのか。
はたまた、本当に質の良いものなのかと、不安や疑問が出て来ますね。

それではこれから、一部のお店で結婚指輪が安く売られている理由をご紹介していきます。

皆様の「ふつうはいくら？平均はいくら？」という疑問は、決して安い買い物ではないため、ちゃんとしたものを買いたいからこそ生まれる疑問でもありますし、不安もありますよね。
ただ高ければ高級だし安心の品質と言えるのかも分かりませんし、安すぎても品質として不安に感じられると思います。

ブランドや店舗、デザイン……完全オーダーメイドだとか、定番なものかといった内容にもよりますが、一番値段に反映されるのが「素材」です。
結婚指輪としては、希少性や美しさから、プラチナやゴールドが一般的に好まれます。
これらは、重さによって価格が変わります。
重くずっしりと素材が使われていれば高くなりますし、華奢で自然なつけ心地の細めタイプでしたら、それほど高額ではありません。
チタンなど、丈夫で軽い素材も割りと抑えた価格で購入できます。

また、結婚指輪にお石をはめるかはめないか、はめるならば、そのお石の種類やそのグレードによっても、価格は左右されます。
この部分を調整することで、より安く購入できます。
しかしそもそも、この石の仕入れ方などにも、安さの理由が隠されているのです。
後ほど、ご説明いたしますね。

こういった部分で、ご予算の範囲をオーバーすることなく、おふたりのお好みのものをお選びいただけるよう、スタッフがアドバイスしてくれるお店が良心的といえるでしょう。

例えば…自社の工房でデザイナーや職人が制作

お店が外部のジュエリーデザイナーに商品のデザインを発注し、デザイナーが商品のデザインを考え、そのデザインを工房に発注・制作する……といったような過程を経ると、その合間合間に経費が発生します。
大雑把に言うと、お店から外部のデザイナーにデザイン料、お店から外部の工房に発注し制作することになるので、その都度経費がかかるわけです。

自社内部やグループ会社内などで行っているブランドや店舗は、仲介料など余計な経費をかけずに済むため、その分安くお品を提供できるという仕組みです。

例えば…高品質なダイヤモンドをはじめとした石を直輸入・直販売している

一般的に、ダイヤモンドなどの石そのものを輸入する際、原産国から仲介業者を幾つか通して、日本の販売店まで届けられます。
ここでも、「仲介」という言葉が出て来ました。
そうなんです、ここでもまた「仲介」による「経費」が発生しているのです。
つまりは、この経費をかけずに「直輸入や直販売」を行っているブランドや店舗が、輸入業者を通す経費分、お品をお安くお出しできるわけです。

ただし、ここで気を付けていただきたいことが一つ。
ご予算はなるべく抑えたいけれど、品質にはこだわりたいですよね。
いくら安い価格を提示されたとしても、本当に安いだけの「低品質の商品」を手に取らされては、せっかくの記念のお品が台無しになってしまいます。

ここでのポイントは、「直輸入や直販売」をおこなっている「スタッフの存在」です。
GIA(アメリカ宝石学会)より認定された鑑定士といった、宝石を見る目のある資格を持った人間が、その店舗に存在し、買いつけているかどうかが肝になって来ます。
宝石の専門家が居ないような店舗で購入することほど、危険なお買い物はありません。
もし専門家が居る場合などは、店舗のホームページなどに情報が書かれていることが多いので、確認してみてください。

例えば…卸売業者を介さず製造直販している

ジュエリーは特別な商品ですので、ジュエリー販売店はどうしても専門的な知識を必要とされてきます。
そのため、ジュエリーのお値段が高額な理由の一つに、ダイヤモンドやプラチナ、ゴールドなどその専門卸販売業者から仕入れなければならない、ということがあります。
上記2つと同様に「経費」が発生する部分ですが、自社で補ってしまえば、ここもまた経費節減できる部分となるわけです。
もちろん、専門卸販売業者と同等の能力を持った人間が居ないと、やはり品質に関して心配な点として挙がって来てしまう部分でもあります。
こちらもまた、安心してお客様にお買い物を楽しんでいただくために、ホームページに表記があると思いますので、確認は忘れずに！

例えば…CMや広告費などを抑えている

とても有名ブランドですと、WEB広告から雑誌、動画やテレビのCMまで網羅しており、根強い人気を誇るため、高額な商品でも売れていきます。
しかしその分、やはり「高額」という部分からは抜け出しづらく、多少背伸びをして購入する方も少なくありません。

ここで逆に、CMや広告費を抑えることで「経費」を抑えるノーブランドのお店があります。
その分、有名店にはなりづらくはありますが、これまで紹介して来た特徴を踏まえたお店であれば、有名ブランドと同等かそれ以上のクオリティの品を、有名ブランドよりも安価で購入することすらできてしまいます。

ただし、大々的にCMや広告を出していないので、探しづらいというところが難点ではあります。
ネット上でのショップを持っていたり、ブライダル系の大手まとめサイトなどには掲載されていたりするので、ネット上で「結婚指輪 安い」などの単語で検索してみると良いかもしれません。

結婚指輪をお安い価格帯でご提供できるのは、いわゆる【企業努力】のたまものなんです

これまで、いかにして結婚指輪の価格を安く抑えているかをご紹介して参りましたが、これらはいわゆる「企業努力」というものなのです。
もちろん、それぞれの店舗ごとにおこなっている対策や対応は異なりますが、出来る限り安い価格帯で良いものをお客様にお届けしようと、店舗ごとにできる工夫をしながら「安さ」を実現しているということなのです。

東京には、このようなお店がそこここに存在しているので、安い価格帯での結婚指輪探しにはもってこいの場所であることは確かですが、事前に「どのようなお店か」、「どのような資格を持った人間が居るか」、「どういった仕入れや加工、制作をしているか」など、足を運ぶ前にネット・レビューなどで調べておくことが大切です。

品質が確かなお店もあれば、そうでないお店もある。
しかし、品質が確かなお店は「品質がなぜ確かであるかという根拠」をホームページなりで掲示しています。
売る側たるお店としても、お客様の信頼を得られなければ、商品をお手に取っていただけないと分かっているので、できる限りお客様に「自分のお店を信頼していただける」という理由を掲げます。

まず、安くて良いな！と思うお店を見つけたら、そのお店についてよく調べましょう。
ネット上に公開されているお客様のレビューも参考にされると良いです。

確認する内容は、

• 資格を持った鑑定士が居るかどうか
• ネットショップだけでなく実店舗が存在している
• 購入後のアフターサービスがどのような内容か
• その業界で長く続いているお店かどうか

そして、「このお店ならば大丈夫そう」と思えたならば、実際に店舗へ足を運んでみることをおすすめいたします。
実際のお店の空気や伝わってくる雰囲気で、大丈夫そうなお店かどうか・おふたりに合っているお店なのかというのも見えて来ます。

結婚指輪そのものにつきましても、WEB上で見ただけですと、見た目はもちろん「着け心地が意外とイメージと違う！」という場合が多いからです。
実際に試着してみることで、「通販で購入して失敗する」状況を避けられます。

また、「結婚指輪はあった方が良いと思っているけれど、大雑把なイメージしかない」もしくは「よく分からない」という方も、店舗を訪ねてみるのが良いと思います。
写真画像と実物を見比べるのとでは、輝き方や見え方が全く異なります。
お店の方に「よく決まっていない」という旨を伝えれば、様々なデザインの指輪を特徴とともに解説してくれるので、頭の中でぼんやりとしていた結婚指輪が、明確になっていくかもしれません。

足を運ぶ前に情報をしっかり集めて、実際に足を運んで店舗の雰囲気を感じ、店員の方の対応を観察しましょう。
あらかじめ調べておけば、品質について問題のなさそうなお店に出かけることになるわけですが、それでも品質について不安があれば、店員の方に直接伺ってみるのも手です。
本当のプロならば、納得のいく説明をしっかりと分かりやすく伝えてくれるはずです。
疑問があれば、どんどん聞いてみましょう。

WEB上でしか店舗が存在しない、というお店での購入はおすすめし難いというところが本当のところです。
連絡手段がメールや電話など、断とうと思えばすぐにでも断ててしまうようなものだけでは、「信頼できる」とは言い難いからです。
極端な言い方になりますが、「低品質なものを買わされた後、連絡が取れなくなってしまう可能性もある」わけです。
いくら安い価格で結婚指輪を提供していたとしても、そういったお店で購入するのは避けた方が無難です。

まずは、おふたりが「ブランドが良い」のか「ノーブランドでも問題ない」のか、ちゃんと話し合うことが大切です。
しかしながら、「安さ」を求めるならば、やはり後者の「ノーブランド」がやはり強い、ということは確かです。
今のおふたりが初めて注文したこだわりのお好みのデザインでしたら、ブランドであってもブランドでなくても、一生涯ご満足できるものと思います。

参考までに、ブランドとノーブランド、それぞれのメリットやデメリットについて、ご紹介していきますね。

ブランド

メリット

有名ブランドは憧れのひとつ、という方もいらっしゃいますよね。
海外の有名ブランド、国内でも名のしれた有名ブランド、ブライダル雑誌に掲載の流行のファッションブランドなど、「有名ブランドなら安心」というお声もあるでしょう。

しかし、流行りの服装やバッグにジュエリーなど、全て高額であることは違いありません。
お値段を気にしないのであれば、ひと目でどこのブランドであるとわかるものは、ブランドが大好きな人にとっては、そこが価値になります。

デメリット

価格帯の高さは、やはり逃れられない部分です。
また、都度新しい商品が発表される――つまりは「流行」が発生します。

今は欲しくても、人気がある有名ブランドの結婚指輪のデザインは、一生指先に着けるものなので、流行は追わない方がおすすめなのです。
なぜならば、お年を重ねて高齢になった時、着け心地に違和感があるようなシルエットになり得るからです。
リフォームや新たに購入し直すことになる、といった手間が考えられます。

ノーブランド

メリット

素材や制作の内容・サービスにこだわりのある店舗が多いです。
ブランド名がつかない分、企業努力を積み重ねているため、価格帯としてもブランドよりも遥かに低く、おふたりの好みに合った品質・デザインのものをお安く探すことができます。
お店ならではのオリジナル感を感じられるハンドメイドの結婚指輪を豊富に扱っている店舗が多いです。
お客様からご予算を提示され、オーバーしないようオーダーメイドができるようなジュエリーショップもあります。
お店ごとに様々な個性を持っているため、流行に左右されることも少ないです。

デメリット

知名度が高いと言えないため、皆が知っている有名ブランドのように「あそこのブランドの結婚指輪だ！」と人に気づいて貰えないところがあります。
そもそものお店探しが難しい場合もあったり、お店や品質について信頼できるかどうかという点について心配になる面がある可能性もあります。
しかし、お店自体をよく調べていただければ、心配に関してはかなり抑えられることは確かです。

結婚指輪のデザインを考える

プラチナ素材でも、たっぷりとプラチナを使った重厚感あふれるデザインと、細めで華奢なデザインとでは、お値段も重量に比例して変わります。
幅や厚みなどを抑えてシンプルなデザインを選んだ場合、価格を下げることができます。
日常生活のなかで使うものなので、かえってあまり厚みもない方が着け心地もいいという方もいらっしゃるでしょう。

特に、女性のものはあまり立派な重さもなく華奢なシルエットが比較的人気で、婚約指輪と重ね付けがしやすいということもあって、価格も抑えたものが多くあります。
定番のストレートより、もう少し違った雰囲気を楽しみたいという方には、V字やウェーブのデザインなどもあります。
この2つの指輪には、指が細長く見えるといった効果もあります。
プラチナの素材自体にも、艶あり部分と艶消し部分のコンビネーションにするなど、工夫を凝らすことで個性を出すこともできます。

結婚指輪を安く購入したいと考えつつ、個性を出したい場合は、素材そのものの加工法や仕上げ方などができないかを相談してみると良いでしょう。

結婚指輪の素材を変える・純度を変える

「プラチナは純度Pt1000が純度としては理想的なのではないの？」と思われるかもしれませんが、アクセサリーとしてよく使われる純度としては、Pt950やPt900が主となっています。

プラチナは、劣化しづらく、とても柔らかい性質を持っており、曲げやすさや伸ばしやすさに長けています。
しかしその分、プラチナの純度が高ければ高いほど、柔らかさから傷がつきやすくもある物質です。
そのため、Pt950やPt900といった表記のものは、パラジウムやルテニウムなど、他の金属を含めることで強度を上げているのです。
アクセサリーとしては、Pt1000よりもPt950などの方が、強度を上げているので向いています。
因みに、Pt1000はコインなどの実物資産として用いられることが多いです。

Pt950からPt900に純度を落とすなどすると、価格を抑えられます。
また、プラチナに限らず、ゴールドやチタンを選ぶ方も多くいらっしゃいます。
特に、チタンは耐久性にも優れた素材で、見た目がプラチナ色なので、チタンを選ばれる方も多いです。
金属アレルギーも出にくく、ご予算を抑えるならば、とてもお得な素材なのでおすすめです。

結婚指輪の宝石の有無・種類を考える

男性には、ストレートでシンプルなデザインが人気ですが、女性の方には、ダイヤモンドを入れる方が多くみられます。
もちろん、おふたつともお石や装飾を施さなければ、相応に価格を抑えて結婚指輪を作れます。

ダイヤモンドの入れ方についても、トップの部分に一石のみか、流れるように数石入れるでも価格帯が変わって来ます。
石が表面に入るもの、内側に入るもの、ダイヤモンドの個数や誕生石など石の種類によっても、値段は変わります。
実は、表面に石を入れるパターンの方が価格は高く、内側に小さく入れる場合は割と安めに仕上がります。

結婚指輪は日々使い続けるものなので、指輪のクリーニングやサイズ直しのサービスがどのように扱われているかを確認しておきましょう。

超音波によるクリーニングをおこなうことで、汚れなどはきれいに落ち、新品の輝きを取り戻せます。
このサービスは一生涯いつでもして貰えるのかどうか、購入時にしっかり確認をしておきましょう。
サイズ直しや変形の直しなどは加工代金がかかる店舗が多いですが、どのくらいの価格がかかるのか、そもそも受けてくれるのかというところの確認も大切です。

どのようなアフターサービスがあるのか、どのような期間、どのような価格帯でどう対応されるか、末永く結婚指輪を使い続けていく上で重要な要素なので、購入前に、しっかり確認しておきましょう。

お安くご提供できる理由は、直接輸入、製造、仕上げなどすべての作業に専門家を置き、他の輸入業者を介さない当ショップでの直接販売を致して、価格を抑えられているからです。
直接輸入できる確かな目を持つ、GIA(アメリカ宝石学会)より認定された鑑定士が在籍しており、ダイヤモンドをはじめとした様々な宝石を厳選し、直接買い付け輸入しております。
専属のジュエリーデザイナーもおり、3Dプリンターでサンプルを作成、それをもとに自社工房ではプラチナやゴールドで指輪を作成、仕上げをし、お客様のお手元にお渡ししております。

また、SUEHIROには公式ホームページやWEB上にもショップがあるのですが、それだけでなく東京の東日本橋に実店舗を持っておりますので、実際に足をお運びいただき、指輪をご試着いただくことも可能です。
ジュエリーに長く携わってきた専門スタッフが、ダイヤモンドの基礎から結婚指輪のデザインの特徴まで丁寧にコンサルティングいたします。
あらかじめ、ネット上でお好みの指輪を幾つかピックアップしていただいておいて、ご来店のご予約などの際にお伝えいただけますと、そのお品をご用意しておくこともできます。
もちろん、具体的なイメージが固まっていない状態でいらしてくださっても、スタッフがお話を伺いながらお品をご提示していきますので、まずは一度、お気軽にご相談ください。

一番のおすすめは、前もって「ここまでの価格で買いたい！」という「ご予算・価格帯をご提示いただくこと」です。
弊社では、高いお品をおすすめしたり、どうにか購入していただこうとおすすめするといったことは一切いたしません。
あくまでも、お客様のご予算に沿った中でのお品を、お客様と一緒に、お客様にぴったりのお品を探していくというスタイルです。
試着もし放題ですので、ぜひ色々なデザインの指輪をご試着して、着け心地の良い指輪探しをしてみてください！

納品に関しましても、できる限りの調整をいたします。

ご購入後も、実店舗がありますので、何かございましたら電話もしくはメールでご連絡いただければ、ご対応が可能という面でご安心いただけるものと自負しております。

結婚指輪は、おふたりのこれからの将来への門出となる一番かけがえのない絆となる宝物。
「値段は安かったけど、品質が良くないものを掴まされてしまった！」という状態に陥らないように、購入する前に、その店舗がどうして「安く売ることができているか」をしっかり調べましょう。

おふたりの気に入ったデザインや着け心地の良い指輪が一番！と、同時にご予算をオーバーしないように購入できると良いですね！