ここでは婚約指輪と結婚指輪の違いを学んで、おすすめの購入方法もご紹介します。

婚約指輪が持つ意味は……

婚約指輪は多くの場合、「男性から女性に贈るダイヤモンドリング」を指します。

結婚指輪はペアリングなのに対して、こちらは一方のみ。
婚約指輪は記念品のギフトとしての意味合いが強いジュエリーです。

婚約指輪の成り立ちを見てみよう！

そもそも婚約指輪は男性が女性を妻として迎えるために、女性の実家に対して贈った結納品のような役割であったと言われています。
時代が進むにつれて女性本人に渡すものになり、プロポーズでも使われるようになりました。
結婚に際しての男性から女性へギフトというイメージはこういった歴史からきています。

どうしてダイヤモンドが多いの？他の宝石や、宝石をつけないとまずい？

もともと婚約指輪は結納品としての歴史もありましたから、より価値を感じられる宝石を使ったジュエリーであることは慣例になってきました。
婚約指輪にダイヤモンドがついていることが多いのは、単純に華やかで記念品として相応しい品格がダイヤモンドにあるからです。

また、他の宝石ではなくダイヤモンドが多く選ばれるのは、ダイヤモンドが一番硬い鉱石で、婚約を固く結ぶという契約のイメージに最も近い宝石であるからです。
ただし近年は好みの多様化も進み、宝石はない方が使いやすいと考える方もいらっしゃいます。
婚約指輪でダイヤモンドを贈る意味

婚約指輪をつける場所は、左手薬指じゃないといけない？

婚約指輪を着ける指に決まりはありませんが、多くの日本人は左手薬指に婚約指輪をはめるでしょう。

左手薬指は心臓につながる指として神聖であり、縁を結び深めるという意味があります。
婚約指輪を着ける指としてふさわしいと言えます。

ただし海外では他の指に着ける事例もあるので、着ける指は自由です。

結婚指輪との具体的な違いは？

意味

結婚指輪は夫婦で着けるペアリング、婚約指輪は男性から女性へ贈るギフトリングです。

結婚指輪は夫婦の証として毎日身に着ける方がほとんど。
対して婚約指輪は特別な記念品ですので、フォーマルな場面で着けていきたいという方も多いでしょう。

価格帯

婚約指輪は結婚指輪に対して高額になりがちです。
理由はダイヤモンドといった宝石を使っているから。
シンプルなデザインの結婚指輪はペアリングで10万円から20万円で購入できます。
婚約指輪は一つで平均価格が27万円と言われています。
10万円から購入できるものもありますが、ペアで10万円と比べると、単純に価格は倍になります。
費用を抑えて安い婚約指輪を購入する3つの方法！人気のデザインは？

婚約指輪を贈る上で、メリットやデメリットがあったら知りたい！

メリット

婚約指輪を贈ることはケジメであると考える方がいます。
これは女性だけではなく、男性もそう感じている場合が多いように思います。

また親族や友人など、周りの人も大抵は同じ考えを持っていることでしょう。
婚約指輪があることは、年を重ねて、どのようなフォーマルな場にも使えるジュエリーがあるという自信につながります。

デメリット

婚約指輪がないことによるデメリットは、やはり金銭面です。
婚約指輪という高額な品物を買っても、使う機会がまったくないよという女性には、婚約指輪の購入よりも優先したいことがあるかもしれません。

歴史ある婚約指輪ですが、時代とともに人のあり方は変わって来ます。

婚約指輪は男性から女性へ贈るものというイメージが強くありました。
しかし近年では女性が男性に対して求婚をするというケースもでてきました。

婚約指輪はほとんどの場合ダイヤモンドリングですので男性には使いづらいかもしれませんが、女性から男性へリングをプレゼントするのもまったく自然なことです。

女性から男性へ婚約指輪を贈る逆プロポーズもアリ！

婚約指輪を女性から男性へ贈ることはこれからのニュートラルになるかもしれません。
サプライズで婚約指輪を用意して逆プロポーズも素敵なことだと思います。

結婚指輪とともに、同性カップルにとっては「証」になる！

結婚指輪だけではなく婚約指輪を用意する同性カップルもいらっしゃいます。
同性カップルが籍を入れることができる法整備が、残念ながらまだまだ発展途上ですので、何かしらの証があると心強いでしょう。

特にサプライズでプロポーズする時。
婚約指輪があると「これはプロポーズだ！」と一目でわかるので、素晴らしい思い出になること間違いなしです。

婚約指輪の価格帯

婚約指輪の全国平均は27万円と言われています。

ただしこれはあくまで平均価格。
ダイヤモンドの大きさやクオリティによって価格はかなり前後します。

婚約指輪といったブライダルジュエリーを専門に販売してきたSUEHIROでは、5万円台から婚約指輪を購入できます。
特におすすめな価格帯は10万円以上。
ダイヤモンドの輝きがよく、大きいものもお選びいただけます。
婚約指輪にいくら出す？平均予算とみんなの傾向

婚約指輪におすすめのデザイン

婚約指輪として最も王道なデザインはあります。

宝石を一石中央に掲げるように爪で固定したソリティアリングです。
よく映画のプロポーズシーンで出てくる指輪の形として有名です。

もっともシンプルなデザインで、SUEHIROでも沢山取り扱っていますが、シンプル過ぎるというきらいもあります。
その場合はメインの宝石の横に小さなダイヤモンドなどを加えたサイドメレダイヤモンドリングが人気を集めています。

婚約指輪におすすめの宝石

婚約指輪として圧倒的におすすめなのはダイヤモンドです。

ダイヤモンドはその見た目が透明で汎用性が高いというだけではなく、ブライダルリングとしてふさわしい意味のある宝石です。ダイヤモンドは最も硬い鉱石のため、固く結ばれた永遠の絆をイメージさせてくれる石です。

「刻印」で特別感！

婚約指輪は記念のお品物ですから、リングの内側に刻印をいれることをおすすめします。

例えばプロポーズや婚約する年月日や、誰から誰へ贈ったのかをイニシャルで表現できます。
人気があるのは「2022.12.25AtoB」といった、日付とイニシャルを組み合わせたものです。

女性がつけるのにおすすめの組み合わせ

メインにダイヤモンドをセッティングし、金属をプラチナで仕上げたタイプが人気です。
ダイヤモンドとプラチナの透明感ある純白の輝きがベストマッチな組み合わせです。

男性がつけるのにおすすめの組み合わせ

男性はフォーマル・ビジネスでも使えるものをと考えると、プラチナのリングがおすすめです。
プラチナの落ち着いた輝きはシックな雰囲気を演出します。

また更に輝きを抑えたい時には、ツヤを消したマット加工や、ハンマーで叩いた風合いを残した槌目加工も男性に人気です。

注意点

婚約指輪に限らず、指輪を人に贈る時は、贈る人の指のサイズに注意！

指輪をサプライズで贈る時は特に注意しなければならないのがサイズです。

プロポーズで箱を開けていざ指にはめようとして、はまらなかったという事例はたまに起きるそうですが、せっかくのムードが少し残念な印象になりかねません。

サイズ選びに自信が持てない場合は、少し大きめのサイズを買って、後でサイズ直しをするのが無難です。
SUEHIROのリングサイズをはかる便利なリングゲージの貸出サービス
婚約指輪の平均は8〜12号？適切なサイズの測り方をご紹介します

注文する時は、納期の確認は必須！

誕生日やクリスマスといった贈る日付が確定している場合は納期に注意が必要です。

婚約指輪は1か月から、納期が長いブランドで2か月という場合もあります。
特にクリスマスと年末にかけては、皆さんプロポーズをしたいと考えることは同じなので、更に混み合い納期も延びる傾向にあります。

どうしても納期に困ったら、SUEHIROでは2週間など短納期でご用意できるリングもありますので、ご相談ください。

選ぶ時は、相手の好みと予算とを考えながら。

「婚約指輪は特別な贈り物、一番いいものを贈りたい……！」
とはいえ安い買い物ではないので、できるだけ費用抑えられたら嬉しいと考える方が多いでしょう。

しかし相手にも婚約指輪に対する憧れがあるかもしれません。
妥協して買うくらいなら、婚約指輪はいらないというケースも。

またプロポーズで婚約指輪を贈る際にたまに起こるのが、二人の好みの差。
華やかな指輪が好きなのにシンプルなデザイン、反対にシンプルなデザインが好きなのにゴージャスな指輪など、予算があっても相手の好みに合わないものを贈るのも残念です。
相手の好みを把握して購入できるとよいでしょう。
婚約指輪は一緒に選ぶべき？リング選びのポイントから注意点まで

プロポーズネックレスという手もアリ！

そもそも婚約指輪はあまり使う機会がないから必要性を感じないという女性もいます。

その場合はプロポーズネックレスという選択肢が新たにできました。
リングは結婚指輪で十分だけど、ネックレスはいつでもどこでも着けられるし、使い勝手の良いダイヤモンドジュエリーを持っておきたいというケースは非常に多いです。
“プロポーズネックレス”という新しい選択肢

こんな贈り物もあります！

ジュエリーにはリングやネックレスの他にも、ピアスやブレスレットがあります。
ダイヤモンドを使ったピアスやブレスレットは、高級感があり、人によってはリングより使いやすいという場合もあるでしょう。
ピアスはプチダイヤモンドピアス、ブレスレットはテニスブレスレットがおすすめです。

婚約指輪はダイヤモンドがメインに添えられたリングというイメージが強いですが、時代の変化とともに、他の宝石を使ったり、宝石を使わなかったりと自由な感性でお選びいただいています。

購入の際には注意点もありますが、一番大切なことは贈って喜んでもらいたいという気持ちです。
お相手の事をよく想って選ぶことができれば、必ず素敵な一生ものの婚約指輪と出会えるはずです。