結婚指輪でローンを組める?ローンで購入する時の注意点を徹底解説
結婚指輪を買う時、お店ではクレジットカードも使えるか、分割払いはできる?
ローンでの支払いって?
既婚カップルの体験談、支払い方法の疑問にまとめてお答えします。
目次
結婚指輪は一生ものであると同時に、それなりに高額な買い物になることも多いもの。
結婚には欠かせないもので絶対に欲しいけれど、支払いに不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。
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お店ではクレジットカードも使えるか、分割払いはできるのか?
ローンでの支払いってどうするの?
既婚カップルが実際にどうしたか、婚約指輪や結婚指輪の支払い方法にまつわる疑問にまとめてお答えします。
月々の返済負担を軽減できる方法もありますので、ぜひご一読ください。
結婚指輪は誰が支払う?男性?女性?割り勘?
時代の移り変わりで多様化していますが、未だに半数近くのカップルは男性が支払っている、という方が多い状態です。
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現代においても、お嫁さんをもらうという感覚は根強くあるようで、男性からすると結婚に対しての自覚や責任感の表れとも言えそうです。
女性の方からも腕時計などの返礼品を贈る場合もあります。
ただ、最近ではふたりの指輪ですから、お互いに費用を出し合うことも増えて来ています。
お互いがどういう考えを持っていて、どういう方法を取るかを決めていきましょう。
結婚指輪の主な支払い方法とは?
「現金」「クレジットカード」「ローン」など結婚指輪にも様々な支払い方法があります。
クレジットカードの場合は一括か分割かも気になる方が多いことでしょう。
ここではそれぞれのい支払方法について紹介していきます。
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現金
現金で結婚指輪を一括で購入する方法です。
結婚指輪の購入の際にまとまったお金を持っていくことになります。1回支払えばその後の支払いを心配することなく、新婚生活や新婚旅行、結婚式といったことにも集中できます。
縁起を担ぐ方は現金で一括払いでを気にされることもあるそうです。
また現金購入であれば予算オーバーをすることはできませんから、予算を特に気にされる場合は有効かもしれません。
内金(後日残金を精算)
現金購入の一種ですが、商品代金の10%などある一定の金額を現金で支払えば、指輪の加工を開始してくれて、出来上がりの際に残金を精算することになります。
クレジットカード払いで後から来る請求が不安という方におすすめの方法です。
クレジットカード
一括払い
クレジットカードの一括払いであれば、カード一枚で現金払いと同じように1回の支払いで済ませることが可能です。また費用はその日にすぐ引き落とされるわけではなく、(デビットカードは異なりますが)カード会社で定められた締切日の翌月に請求されると思います。
一括払いを選んだ際は引き落とし予定の口座に購入費用分のお金があることが前提ですが、場合によっては給料日と相談しながら早く指輪を購入することができます。
意外と注意したいのがクレジットカードの利用限度額です。
他の支払いの際にカードが使えなくならないように、一括で購入して支障がないか、あらかじめ限度額を確認しておきましょう。
金利手数料を考えると特に理由がない限りは一括購入が無難です。
分割払い
クレジットカードを利用して分割で支払う方法です。
「分割2回払い」までは金利がつかないのですが、3回以上の分割払いには借入金額の約10%前後の金利がかかってくるそうです。
結婚指輪の購入金額は決して安いものではありませんので、分割回数が増えれば実質負担は思っているよりもかかる可能性もあります。
クレジットカードの限度額によっては分割の方が都合がよいという場合もありますので、賢く利用しましょう。
リボ払い
クレジットカードの支払いを、月々定額で返済していくわかりやすい方法です。
気軽な返済方法のようですが、実質年率負担が15%ほどありますので注意深く利用しなければなりません。
ショッピングローン
直近で資金不足だけれど、今すぐ結婚指輪が欲しい!という方には「ショッピングローン」を利用するという方法もあります。
結婚指輪はある意味シーズンジュエリー。
結婚生活の開始とともに指輪が必要、結婚式で使いたいなど、出費が重なりそうな時こそ必要に迫られるものでもありますので、ローンを組んで購入するのは有効な手段です。
長期的な目で見なければなりませんが、近年はインターネットで気軽に利用できることもあって利用する方も増えてきています。
ローン(ショッピングローン)のメリット
ショッピングローンとは信販会社が商品代金を立替えてくれ、先にお店に代金を支払ってくれるサービスのことです。
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ショッピングローンは指輪を購入するジュエリーショップで申し込みますが、ローンの支払いは信販会社にすることになります。ショッピングローンは契約時に審査がありますが、クレジットカードを持っていなくても利用することが可能です。結婚指輪をショッピングローンで購入するメリットは様々です。いくつかのモデルをご紹介します。
購入資金の手持ちがないときに
結婚という一生に一度といえる大切な時期に、「カタチの残るもの」として結婚指輪がないことは、のちのちの後悔にも発展する可能性があります。
「欲しい」という方はもちろんのこと、「特に必要ない」と思っていた方も、結婚指輪くらいは作ればよかったと結婚後何年か経ってから指輪をお買い求めに来る方もいらっしゃいます。
「まとまった現金が必要な時に用意できない」
「クレジットカード一括の支払いは不安だ」
「身内からの貸し借りはちょっと・・・」
「お値段が張っても本当に欲しい指輪が買いたい!」
といった方なら、一時的な支払いの負荷を分割して支払うことのできるローンのメリットは大きいものでしょう。
他の結婚準備に資金をまわせる
結婚は、婚約指輪や結婚指輪の購入の他にも、結婚式、新婚旅行、新婚生活のための新居の支度など、様々な事象でまとまったお金が必要になるタイミングでもあるでしょう。
結婚指輪の購入をローンにお任せして、残っているお金を他の費用に使えることで、できることの幅が一気に広がります。
大変な時期でも妥協せずに満足のいくものを選びたいという方は必見です。
金利がキャンペーンで無料も
ローンは金利が高いのでかなり損をするというイメージがある方もいらっしゃいますが、近年は日本銀行の超低金利政策や住宅ローンの優遇金利に引っ張られ、ローン金利はかつてなく低く設定されています。
ローンの種類として、ブライダルジュエリーショップで組める「ブライダルローン」もありますし、使い道が自由な金融機関や銀行の「フリーローン(多目的ローン)」や「カードローン」などがあります。
またローンの金利手数料無料キャンペーンを行っていることもあります。
保証人や担保がいらない
「ブライダルローン」「フリーローン(多目的ローン)」「カードローン」は、住宅ローンなどに比べて少額の契約となるため、基本的に無担保・無保証人でローンを組める場合が多いです。
親戚にわざわざ頼むのもどうかという方にも安心です。
ローン(ショッピングローン)のデメリット
デメリットについて見てみる
金利がかかる
現金やクレジットカード一括払いに比べると金利はかかってきます。
しかし場合によっては条件付きで金利の引き下げをしてくれる金融機関もあるようですし、前述のように金利手数料無料キャンペーンが利用できることもあります。
まずは調べてみることでお得に取り入れられるチャンスがありそうです。
審査が完了するまでに時間がかかる
ローンを組む際には審査があります。返済能力があるか信頼度の査定があるのです。
審査の基準は年齢や収入を鑑みて決められるそうですが、精査をするまでにはやはり少々の時間はかかります。
審査結果が出てからローン融資を受けられますので、今すぐに支払わなければ納期に間に合わないなど緊急性の高い支払いには向きません。
結婚指輪の購入を検討される場合は、指輪の製作期間もありますので余裕をもってご来店されることをおすすめします。
ローンを使わない購入方法も検討
結婚指輪の購入を分割やローンにした場合は、月々返済を気にしていかなければなりません。少しでも返済負担がないほうがよいとお考えの方は、購入前に以下のポイントをぜひチェックしておきましょう。
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結婚にかかる費用の見直し
結婚には挙式や新婚旅行、新居への引っ越しなどまとまった費用が必要になるとお伝えしましたが、その部分の費用が抑えられないか見直しを行うことで、結婚指輪の購入資金に余裕ができることがあります。
どれを一番に優先とするかは人によって違いますが、結婚指輪をしっかりとしたものを購入したいというカップルの声が多いです。
では、結婚にかかる費用はどのくらい必要になるのでしょうか。
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、挙式や披露宴・披露パーティにかかった総額費用の平均は「354.9万円」でした(全国(推計値))。
もっとも多かったのは「400万円〜450万円未満」の15.5%です。
次いで「300万円〜350万円未満」の13.0%、「350万円〜400万円未満」の12.3%でした。
近年は身内だけのコンパクトな結婚式・ハンドメイドの結婚式が流行となっており、様々な方法でウェディングの予算を抑えることも可能です。
同調査では新婚旅行にかかった平均金額は「61.4万円」でした。
もっとも多かったのは「50万円〜60万円未満」の12.4%です。次に「100万円〜110万円未満」の11.6%、「60万円〜70万円未満」の11.1%という結果でした。
全国の平均ではありますが、そもそも挙式はしない新婚旅行だけですとか、挙式・披露宴はしっかりして旅行はまた別の機会にですとか、ウェディングフォトを撮影しSNSで報告など、カップルの趣向によっても様々ですので、千差万別です。
結婚式を少人数で楽しく、新婚旅行はオフシーズンでゆっくりしたいなど、工夫と考え方次第で費用を節約することができます。
結婚指輪の予算設定を見直す
月々の返済額を抑えたい場合には、結婚指輪の予算設定を見直すことももちろんあります。
例に挙げると予算を40万円と設定している場合は、30万円に変更するだけで10万円は節約することができます。
予算額が減ってしまう分、結婚指輪で妥協しなければならない点が増えてくることは確かです。
設定金額をただ減らせばよいわけではないともちろん思います。
本当に満足のいく結婚指輪が購入を優先したい際は思い切って購入することものちのちの後悔をなくすことができます。
そうでなければ前もってどうしても妥協したくない点を選んで、その場合の結婚指輪の相場を確認しておくことが重要です。
今はネット通販で購入することのできる店舗もありますから、大体の概算はわかるはずです。
貯金をしてから購入する
結婚式で絶対に結婚指輪が必要になる!といったことでもない限りは、結婚指輪は絶対に急ぐものでもありません。
急ぎでないのであれば十分に貯金をした状態で購入を検討するのもよいでしょう。
全額まるまるではなくとも、ある程度の結婚指輪代を貯金しておくことによって、クレジットカードの分割払いやローンを組んだ際にも月々の支払いで家計を圧迫してしまうこともなく、安心して余裕を持った返済が行えます。
家族の援助を受ける
結婚指輪を購入したいがどうしても経済状況が厳しいという場合は、家族に援助してもらう方法が一番早い方法ではあります。
普段なかなかお金の相談をしない方こそしづらいですが、一生に一度のことです。
家族だからこそまずは相談してみてもよいと思います。
まとめ
クレジットカード払いや分割払い、ローンは実はどのショップでも対応しているというわけではありません。
欲しい結婚指輪が店頭で見つかったとしても、支払いが難しくてできないと諦めなくてはならない、そんな状況にならないためにも、クレジットやローンを利用して分割で支払いを検討しているという場合は、前もってショップに確認しておくようにしましょう。
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結婚指輪は住宅や自動車ほどではありませんが、ある程度まとまった金額がかかります。
返済計画をしっかりと立てて購入を検討してください。早めに完済したいがために無理やり少ない回数で分割設定し、家計が圧迫されては元も子もありません。
クレジットカードの場合は、引き落とし日にお金が入っていないとクレジットが使えなくなったり、遅延損害金が発生したり弊害が発生することもあります。
余計に出費が増えてしまうことにならにように、自分に合った支払方法を選択しましょう。
結婚指輪への理想を思い描き、結婚指輪がふたりにとっての一生の宝物になることは間違いありません。
プロポーズや結婚の瞬間だけが人生の最高点ではありません。ふたりでよく話し合い決めることで、今後の夫婦生活のお金の使い方をよりよい状態にしていくことができます。
結婚指輪は今や様々なご予算帯に合わせて、高品質でも低価格なモデルなどもたくさんでてきています。
ジュエリーショップの店頭で聞いてみると、思ってもみなかった希望に叶う結婚指輪がお得に見つかる可能性もあります。
今回ご紹介した内容を参考に、婚約指輪・結婚指輪の支払いについて今一度考えて、ぜひジュエリーショップにもお気軽にご相談ください。
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