普段使いができる
1カラットダイヤモンドの指輪で失敗しない選び方
一般的な考え方だと1カラットダイヤモンドの指輪には婚約指輪のイメージが強いのではないでしょうか。
しかし1カラットダイヤモンドの指輪には婚約指輪のほかに普段使いに適したデザインがたくさんありますし、実際に普段使いをしてもおかしくありません。
ここでは自分の普段使いのための1カラットダイヤモンドの指輪を購入するときの、失敗しない基本的な知識をご紹介したいと思います。
目次
普段使いができる1カラットダイヤモンドの指輪を探す
1カラットダイヤモンドの指輪にもカジュアルなデザインのモノが数多く存在します。
全部ご紹介したいところですが個人の好みにも左右されるため、婚約指輪にも使用される1カラットダイヤモンドの指輪の基本的なデザインをご紹介します。
ソリティア
ソリティアはリングの中央にダイヤモンドを一粒だけ配置するデザインです。
ダイヤモンドの輝きを引き立たせる、誰もがイメージする華やかなデザインですが、衣服に引っ掛けやすいデメリットがありました。
これは立て爪といわれるダイヤモンドを固定する何本かの爪が原因だったのですが、今は衣服が引っかかりにくい爪なしのベゼルセッティングのデザインもでてきて人気があります。
パヴェ
パヴェの意味はフランス語で石畳です。
このパヴェの名前がついた指輪はメレダイヤを石畳のようにアームに敷き詰めたデザインです。
ひとつひとつのメレダイヤが輝くため一粒ダイヤにはない華やかな輝きが特長です。
中央に大きなダイヤモンドを配したデザインもあります。
エタニティリング、ハーフエタニティリング
エタニティリングはリングの上をグルリと回ってダイヤモンドが配置されたデザインの指輪です。
ハーフエタニティリングはリングの半周だけダイヤが配置されたデザインの指輪です。
パヴェとおなじく華やかで引っかかりがないので日常使いに適したダイヤモンドリングです。
メレ
0.2カラット以下のダイヤモンドのことをメレダイヤといいます。
メレは大粒のダイヤモンドの周りにに添えるように配置されたり、パヴェ用のダイヤとして使用されることが多い小粒のダイヤモンドです。
メレは小粒ですがそのひとつひとつの輝きからデザインによっては1カラットダイヤモンド単体以上の華やかさと輝きを放つ指輪になります。
ハイブランドのメリットとデメリット
1カラットダイヤモンドの指輪をブランドにこだわらずデザインで選ぶか、ハイブランドで選ぶか迷うところです。
もちろんお気に入りのハイブランドがあれば迷わず購入をおすすめします。
ただ、特にブランドにこだわりがないのであれば、せっかく1カラットダイヤモンドの指輪を購入するのですからハイブランドやノンブランドのメリットやデメリットを知ってからもで遅くはないと思います。
ここではハイブランドのメリットとデメリットをご紹介します。
ハイブランドのメリット
1カラットダイヤモンドの指輪をハイブランドで購入する最大のメリットは、ブランドの知名度はもちろん、ブランドの歴史や品質がもたらす安心感でしょう。
もしダイヤモンドの指輪ならこのブランドで購入したいと決めているなら、そのブランドの指輪を購入することをおすすめします。
またバッグや洋服など、指輪と同じブランドの商品を持っているのならそろえるのもいいですね。
ハイブランドのデメリット
ハイブランドのデメリットは価格でしょう。
ハイブランドで購入することを決めているのなら良いですが、もしデザイン重視で選びたい場合、予算によってはダイヤモンドや地金の品質を落とすことになり、結果として自分が思い描いていたものではない指輪を購入することになるかもしれません。
リーズナブルで高品質な指輪を購入するために
リーズナブルで高品質な指輪を購入することをご希望しているのなら先ほどご説明したようにハイブランドはちょっとむずかしいかもしれません。
そこで候補としてオススメするのがノンブランドです。
同じ1カラットダイヤモンドがついた指輪でもハイブランドとノンブランドの価格を比べると2倍くらいの価格差があります。
ダイヤモンドや地金の品質が同じでもこの価格差が生じる主な理由は、ブランドイメージを高めるための広告宣伝コストなど指輪以外にかかる費用がハイブランドにあるためです。
このコストがノンブランドには必要ないためリーズナブルで高品質な指輪を購入できるということです。
また同じカラットの指輪でもダイヤモンドや地金の品質に差があり、この品質差を見極めるには専門家でないとむずかしい場合があります。
ハイブランドにくらべて指輪の品質に不安が残るノンブランドですが、ハイブランドに負けないデザインの指輪が豊富にあるのも事実ですし、世界基準の資格をもった鑑定士が所属して、しっかりと鑑定書つきの指輪を販売するノンブランドもありますので安心してください。
ノンブランド指輪のメリットとデメリット
ハイブランドとくらべて価格差に大きな魅力があるノンブランド。
ここではノンブランドの指輪を選ぶときのメリットやデメリットについてご紹介します。
ノンブランドのメリット
先ほどからお話しているように、ノンブランドの指輪を購入する最大のメリットは価格といえるでしょう。
以下にノンブランドのメリットをご紹介します。
- ハイブランドにくらべて価格が安い
- 同じ予算ならダイヤモンドの大きさや数、品質の良いものを選ぶことが可能
- デザインの種類が豊富でオーダーメイドのオリジナルデザインも可能
ノンブランドのデメリット
ノンブランドにも少々デメリットがありますのでご紹介します。
- ノンブランドによって価格と品質にバラツキがある
- ダイヤモンドや地金の品質を見極めるのがむずかしい
これらの点は、やはりハイブランドに軍配が上がる要素といえますね。
1カラットダイヤモンドの指輪の失敗しない選び方
ハイブランドとノンブランドの指輪にはそれぞれの良さがあることがわかってきました。
お気に入りのブランドがある方は迷わずハイブランドの指輪を購入することをオススメしますが、1カラットダイヤモンドの指輪を購入することは考えていてもどこで購入するかを決めていない方は、とても迷われることと思います。
また一生の思い出となる婚約指輪を購入するわけではなく普段使いのための1カラットダイヤモンドの指輪です。
ハイブランドに強いこだわりがないのであればリーズナブルで高品質な指輪が購入できるノンブランドを強くオススメします。
しかしここで問題になるのが、高品質な1カラットダイヤモンドの指輪の選び方です。
ここではノンブランドの1カラットダイヤモンドの指輪の失敗しない選び方についてご紹介します。
4Cをチェックする
4Cをご存知でしょうか?
4Cはカラット、クラリティ、カラー、カットの4つの基準を持ったダイヤモンドの品質評価の国際基準です。
この4Cが現在のダイヤモンドの評価基準として広く採用されています。
カラット(Carat):ダイヤモンドの重さを表す単位
クラリティ(Clarity):ダイヤモンドの透明度を表す単位
カラー(Color):ダイヤモンドの色を表す単位(無色透明なほど高い評価になる)
カット(Cut):ダイヤモンドの加工技術の良し悪しを表す単位(職人の技によって価値が変わる)
しかしこの4Cを理解して専門家のようにダイヤモンドの品質を見分けましょうといっているわけではありませんので安心してください。
実はノンブランド店の中には、ダイヤモンドの指輪を販売しているにもかかわらず4Cを知らない、または4Cについてほとんど説明をしない販売店があるようなのです。
ダイヤモンドには品質の良し悪しがあることはご説明しましたが、4Cについて説明しないのは品質について聞かれると都合が悪いということなのです。
自分で4Cを勉強するのは面倒に感じるかもしれません。
もちろん専門家レベルまで勉強する必要はありませんが、リーズナブルで品質の良いダイヤモンドを購入するためには理解しておいても決してムダではない知識です。
買う前に本物のダイヤモンドを見て回る
専門家でも見分けることがむずかしいダイヤモンドを素人が見分けることは到底不可能です。
しかし多くのお店を周り、品質の違うダイヤモンドを見せてもらい、スタッフから説明を聞くことで自然とダイヤモンドへの知識がついていきます。
ネットで検索して情報を集めることも大切ですが、実際に自分の目で見て、耳で聞き、場合によっては手に触れさせてもらうことであなた自身にも審美眼が養われていくことでしょう。
そして商品知識が豊富で信頼できるノンブランドの販売店がわかるようになります。
そしてご自身で気に入ったダイヤモンドを選ぶことはもちろん大切ですが、安心して購入できるだけの商品知識を持ち、そして信頼ができる販売店を見つけるには本物を実際に見て回ることがとても大切になってきます。
信頼できるお店を探す
1カラットダイヤモンドの指輪を購入するあなたにダイヤモンドを見分ける専門的な知識はそれほど必要ありません。
もちろん先ほどお話ししたようにある程度の知識は持っておいたほうが良いです。
その理由は信頼できるお店を探すために必要だからです。
「4Cについて勉強してみたけれど本当に理解できたのだろうか」
「たくさんの販売店でダイヤモンドを見てまわったけれど、どれも同じダイヤモンドに見える」
「購入後に後悔は絶対にしたくない!」
いろんな想いがあると思います。
心からよかったと思える品質の良いダイヤモンドを購入するには、最終的に専門家の豊富な知識だけが頼りになります。
そのためには販売店もそこで働くスタッフも信頼できるお店を見つけることが近道なのです。
その信頼できるお店のポイントは5つです。
- お店が都市にある
- 販売店に長い歴史がある
- ホームページに品質と価格を表示している
- ダイヤモンドの関する専門的な資格をもった鑑定士がいる
- 宝石の専門店であること
都市部には似たお店がたくさんあり競争も激しいことは想像できますよね。
多くのお店との競争で販売店は磨かれていきます。
さらに長い歴史があるということはそれだけ多くのお客様に信頼されているということの1つの証明といえます。
また宝石の専門店であることも信頼できる販売店を判断するポイントとして大変重要です。
専門的な有資格者が居ない、そして宝石以外に家電や日用品を販売していたら、そのお店に専門性を感じるでしょうか。
以上のポイントに注意して信頼できる販売店を探してみてください。
まとめ
今回は普段使いができる1カラットダイヤモンドの指輪の失敗しない選び方についてご紹介しました。
ハイブランドとノンブランドのメリットとデメリット、そしてダイヤモンドはどれも同じではないこともわかっていただけたのではないでしょうか。
ノンブランドのダイヤモンドを購入する場合、価格のメリットはあるものの粗悪品を買わされるのではないかという品質面のデメリットがあります。
しかし、信頼できる販売店を見つけることさえできればハイブランドにはない多くのメリットが待っています。
もしハイブランドに強いこだわりがないのであれば、思い切り個性的であなた自身も輝かせるようなステキな指輪をノンブランドで見つけてみる、もしくはオーダーメイドしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
SUEHIROでは、様々なデザインのダイヤモンドリングをご用意しております。
ぜひ店頭でお手に取りながら、あなただけの輝きを見つけてみてください。
ご来店をお待ちしております。