稀少!ピンクダイヤモンドという宝石が持つ意味や効果とは?
ダイヤモンドには無色透明のものだけでなく、色を帯びたカラーダイヤモンドもあります。
見つかっているだけで12色。
中でも人気が高いのは、希少性とミステリーから「奇跡の石」とも呼ばれるピンクダイヤモンドです。
どんなダイヤモンドなのかご紹介します。
ピンクダイヤモンドはどんなダイヤモンド?
ダイヤモンドには無色透明のものだけでなく、色を帯びた「カラーダイヤモンド」もあります。
カラーダイヤモンドは見つかっているだけで12色。
ブルーやイエロー、レッド、ブラックなど、多様なカラーリングが魅力です。
中でも人気が高いのはピンクダイヤモンドです。
ピンクダイヤモンドの約90%が生産されるのはオーストラリア北部のアーガイル鉱山です。
アフリカでもピンクダイヤモンドは採掘されていますが、鮮やかで美しいものはアーガイル鉱山でのみ生産されます。
これは無色透明なダイヤモンドの生産量の0.1%ほどといわれ、非常に希少な宝石です。
ピンクダイヤモンドがピンク色に発色する原因は諸説あり、具体的には解明されていません。
希少性とミステリーから「奇跡の石」とも呼ばれます。
愛や幸福、永遠の絆のシンボルとされ、ブライダルジュエリーとして人気の高い宝石の一つです。
パワーストーンとしてのピンクダイヤモンドはどんな意味を持つ?
ピンクダイヤモンドは、無色透明のダイヤモンドに加えて「完全無欠の愛」や「完結された愛」などの恋愛に関連する意味を持つ、永遠の愛を誓う結婚に適した宝石です。
ピンクダイヤモンドを結婚指輪に使うことで、ふたりが出会って結婚する奇跡を祝福する象徴になっています。
また、ピンクダイヤモンドは「ゴール」や「決意」の意味も持っています。
生涯愛することを誓うために、ピンクダイヤモンドを持った婚約指輪をプロポーズすることも素敵な意味を持っているのです。
石の持つ効果
ピンクダイヤモンドには「完全な愛」の意味があり、特別なジュエリー(婚約指輪など)に適した宝石とされています。
また、「最終決定」の意味も込められています。
愛するパートナーにピンクダイヤモンドを贈ることで、絆がより一層強まり、揺るがない永遠の愛が築けます。
ピンクダイヤモンドを身に着けることによって、主に以下の5つの効果が得られます。
パートナーとの絆を深める
ピンクダイヤモンドはパートナーとの絆を深める効果があります。
夫婦生活では、喧嘩や困難に直面することもありますが、ピンクダイヤモンドの力で、お互いに歩み寄り、協力することで絆を深めることができます。
また、夫婦円満のお守りとしても適しており、身につけることで永遠の愛情を保つことができます。
自身の魅力を高める
ピンクダイヤモンドは、他のダイヤモンドに比べて、身に着けている人の美しさを最大限に引き出すエネルギーが強いと言われています。
これにより、魅力を高める効果が期待できます。
また、ピンク色には華やかなエネルギーが込められているので、「華やかな印象を与えたい」という方にはピンクダイヤモンドがおすすめです。
エネルギーを集めて幸運を招く
ダイヤモンドは幸運を呼ぶエネルギーを集めることができますが、ピンクダイヤモンドにも同じ力があります。
ピンクダイヤモンドを身に着けることで邪気を遠ざけ、幸運を招き寄せることができます。
また、ピンクダイヤモンドは「愛のエネルギー」を集めることに長けている宝石で、愛情を深めることができます。
信念を貫く
信念を貫く力もピンクダイヤモンドから期待できます。
ピンクダイヤモンドを身に着けることで自己肯定感が高まり、自信を持つことができます。
ほかの人の意見に流されやすい人には特におすすめです。
創造力を向上させる
ピンクダイヤモンドは創造力を向上させる効果もあります。
自分の内に秘められた創造力を引き出すことができますので、クリエイターやデザイナーなどの仕事に向いています。
ピンクダイヤモンドを身に着けることで仕事での活躍の場が増え、仕事運も向上するかもしれません。
キーワード
ピンクダイヤモンドには愛にまつわるキーワードが多いです。
- 純粋な愛
- 完璧な愛
- 確固たる愛
- 結実した愛
- 相思相愛
また美しさにかけて美を引き出したいという方にもぴったり。
- 美麗
- 華麗さ
- 豪華さ
- 輝くエネルギー
- 煌めき
そしてそれらが揃った時には、自分へのパワーを授けてくれます。
- 自尊心
- 自己評価
- 自信向上
結婚で大切な決断力もピンクダイヤモンドが与えてくれる自信がつかさどっています。
- 最終結論
- 最後の決定
- ゴール
こういう人におすすめ!
- 幸福な愛を実現したい
- 自己評価を高め、自分自身を愛したい
- 両想いの関係を確立したい
- 華やかさを手に入れ、美しさを高めたい
ピンクダイヤモンドは「愛」にあふれた石です。
恋を成就させたい相手にも、愛情を育みたいパートナーにも、そして自分自身を愛せるように。
温かみのある色味は優しく、心を豊かにさせてくれます。
ピンクダイヤモンドの特徴
ピンクダイヤモンドが生産される鉱山は限られており、ここ数十年間に世界のほぼ90%はオーストラリアのアーガイル鉱山から採掘されていました。
アーガイル鉱山から生産されたダイヤモンドの大部分は工業用としての質で、5%の素材のうち80%は無色またはブラウンです。
ジュエリーとして利用できるピンクダイヤモンドはすべての素材の1万分の1の確率で出会えるという、まさに奇跡のような宝石です。
残念なことにアーガイル鉱山は既に掘り尽くされて枯渇し、2020年に閉鎖されました。
これまで世界のほぼ90%を担っていた鉱山が閉鎖したため、ロシアなど他の産地もありますが、アーガイル鉱山と同等の質や生産量の鉱山は現在見つかっていない状況です。
そのため、ピンクダイヤモンドの価格は数年前から上昇し、今後さらに希少性が高まり価値が高くなると考えられています。
手に入れるなら、今が貴重なチャンスかもしれません。
ピンクダイヤモンドの歴史
ピンクダイヤモンドは、ダイヤモンドの種類の一つで、ピンク色を帯びていることが特徴です。
ピンクダイヤモンドは、1700年代に最初に発見されたとされていますが、最初は非常に希少なものであり、ほとんどの人々にとって手の届かない存在でした。
しかし、20世紀に入り、技術の進歩や採掘技術の向上によって、ピンクダイヤモンドがより多くの人々の手の届く存在になってきました。
特に1980年代には、オーストラリアのアーガイル鉱山から大量にピンクダイヤモンドが採掘され、このころからピンクダイヤモンドは、ジュエリー市場において人気を博しました。
しかし、アーガイル鉱山は2010年代に枯渇し、現在ではここから採掘されるピンクダイヤモンドはありません。
そのため、ピンクダイヤモンドは今日では希少性が高いものとなっており、価格も高騰しています。
一方、ピンクダイヤモンドは、歴史的には結婚式などの指輪としての使用が多かったとされています。
また、贈り物としても人気があり、特別な人との特別な瞬間を記念するために使われました。
今日では、ピンクダイヤモンドは、多くの人々にとって高級なジュエリーとしての使用だけでなく、投資としても人気があります。
希少性が高まり、価値が上がっているということもあり、多くの人々がこのピンク色の宝石を手に入れることを目指しています。
ピンクダイヤモンドの選び方~ピンクダイヤの品質はどう決まる?
ダイヤモンドの品質は「カラット」「カラー」「クラリティ」「カット」の4つの基準で判定されますが、ピンクダイヤモンドは希少性が高いためこれらの基準とは異なります。
ピンクダイヤモンドは内包物が多いので、透明なダイヤモンドと同じようにカットにこだわると重量が減ります。
そのため、評価基準は「明るさ・濃さ」と「色の種類」の2つになります。
色調・色の種類
ピンクダイヤモンドの色のトーンは「ピンク」「パープリッシュピンク」「ブラウニッシュピンク」「オレンジッシュピンク」の4種類があり、通常のピンクが人気ですが、希少性が高いパープリッシュピンクも高く評価されます。
一方、ブラウニッシュピンクやオレンジッシュピンクは評価が低い傾向にあります。
明度
明るさについては「ファンシービビッド」から「フェイント」まで7つのグレードがあり、濃く明るいピンクダイヤモンドは高く評価されます。
指輪のデザインも値段に影響するので注意が必要です。
天然と人工
市場に出回っているピンクダイヤモンドは天然のものだけではありません。
人工的に着色を施したピンクダイヤモンドも存在し、天然に比べるとリーズナブルな価格で購入できます。
人工的に着色する場合は、主に放射線処理によって熱を加える方法とコーティング処理を施す方法があります。
放射線処理に使用されるダイヤモンドは、茶色や黄色などカラーのグレードが低いものがほとんどです。
一方で、コーティング処理に使用されるダイヤモンドは無色透明のものになります。
そのため、コーティング処理されたものは人工のピンクダイヤモンドだからといって価値がないわけではありません。
ただし、酸性の液体などによって色が落ちてしまうのでその点には注意が必要です。
ピンクダイヤモンドのお手入れの方法
「くすんできてしまった」という場合は、柔らかい布(メガネ拭きなど)で優しく拭いてあげることをお勧めします。
これにより、輝きが取り戻されます。
また、専用クリーナーや中性洗剤を入れたぬるま湯につけて、柔らかいブラシで軽くこすり、ダイヤモンドの裏側も丁寧に磨いてください。
最後に、真水ですすぎ、柔らかい布で水分をきれいに拭き取ります。
おすすめのデザイン・他の石との組み合わせ
ピンクダイヤモンドを使ったリングのデザインにはいくつかのおすすめがあります。
- シンプルなソリテールデザイン
- ハート形をイメージしたデザイン
- ピンクダイヤモンドと一緒に白いダイヤモンドを組み合わせたデザイン
- ピンクダイヤモンドを中心とするフラワーモチーフデザイン
- ピンクダイヤモンドを用いたピアスデザイン
これらは一例です。
お好みのスタイルに合わせてデザインを選ぶことが大切です。
まとめ
ピンクダイヤモンドは、生産量が少なく希少性が高い特別なダイヤモンドです。
近年、アーガイル鉱山の産出が減少し、枯渇するとの見方もあり、将来的には希少性がさらに高まる宝石とされています。
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ピンクダイヤモンドには多くの意味が込められており、結婚にふさわしい記念となる指輪を作ることができます。
ぜひ、ふたりの絆をさらに深めてみてはいかがでしょうか。