そのダイヤモンドは本物!?本物か偽物か、ダイヤモンドの見分け方

そのダイヤモンドは本物!?本物か偽物か、ダイヤモンドの見分け方

ダイヤモンドは人気故に模造品が多く、近年はよく似た見た目の石にとどまらず、ほぼ天然ダイヤモンドと同じという人工物も登場しました。
本物のダイヤモンドの見分け方についてお話しし、模造品を掴まないためにどうすればよいのかをご紹介します。


目次

  1. そのダイヤモンドが本物か偽物か、見分けられますか?
  2. そもそも、どういうものが「ダイヤの偽物」?
  3. 本物か、偽物か。ダイヤモンドを見分ける方法は?
  4. どうしても分からない!そんな時は……?
  5. 「ダイヤの偽物」を手に取らないようにするには?
  6. まとめ

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数ある宝石の種類の中でジュエリーと言えば「ダイヤモンド」というイメージがあります。
ダイヤモンドは人気故に模造品が多く、近年はよく似た見た目の石にとどまらず、ほぼ天然ダイヤモンドと同じという人工物も登場しました。
最近はなかなか聞きませんが、怪しいネット通販の中には、模造品なのに「天然ダイヤモンド」と偽って売っているショップまであるそうです。
本物かどうか自分で見分けられたら楽なのですが、難しいのが実際のところ。
この記事では、本物のダイヤモンドの見分け方についてお話しし、模造品を掴まないためにどうすればよいのかをご紹介します。

見た目は似ていても成分が違うというのが従来の模造ダイヤモンドの特徴です。
本物の天然ダイヤモンドの成分は炭素だけ。
模造品は酸化ジルコニウムやガラスなど、さまざまな成分からできています。

安価に手に入る物質で合成している為、価格も安くなる傾向にあります。
ダイヤモンドの代替品として、お手頃な普段使いのアクセサリーや、舞台映えするコスチュームジュエリーとして、十分に承知した上でご自身で購入するならまったく問題はないという事を先にお伝えしておきます。

模造宝石

ダイヤモンドの模造宝石で世界的に有名なのは「スワロフスキー」でしょう。
スワロフスキーは、クリスタルガラスを特殊な技術でカットし、ダイヤモンドのような見た目に加工したもので、オーストリアの「スワロフスキー社」が発案し、ひとつのブランドにもなっています。
現在ではいろいろなアクセサリーに使用されているため、名前を聞いたことがある方が多いと思います。
天然石ではないので比較的安価ですが、ブランドになるほど輝きも一級品。
アクセサリーとして根強い人気があります。

人造宝石

人造宝石とは、宝石の代替品として作られた安価な石を指します。
お求めやすい普段使いのアクセサリーに使用されていることが多く、キュービックジルコニアやモアサナイトが有名です。
ダイヤモンドの500分の1ほどの価格で販売されてるので、それ自体に価値は付きません。
ジルコニアは大きいものはさすがに独特の照りによって安っぽさが感じられますが、小さいサイズであればぱっと見では区別がつきません。
モアサナイトは更に石の硬度、光の屈折率がダイヤモンドに近く、なんと人の目だけでどちらか判断するのはほぼ不可能とも。
人工的に作ることができるため、コンフリクトフリージュエリー(非紛争宝石)として最近注目が集まっています。

合成ダイヤモンド

合成ダイヤモンドは、最先端技術と言っても過言ではありません。
なんと天然のダイヤモンドと全く同じものを、人工的に作り出したものです。
天然ダイヤモンドは何億年という時をかけて地球内部の圧力によって炭素が固まり形作られますが、合成ダイヤモンドは工場にて数週間ほどで完成します。
ダイヤモンドと同じ炭素を原料としているため、見た目だけではなく中身までそっくりです。
価格は天然ダイヤモンドの3割から6割程度。
安価で入手しやすいのに、天然ダイヤモンドと遜色のない人工ダイヤモンドはまさに完全体ともいえます。
ただし本物の天然ダイヤモンドは、美しさだけではなく、希少価値の高さゆえに価値がつけられているという経緯もあり、限りなく生成できる人工ダイヤモンドは価値がほとんどつきません。
ファッションとして楽しむ分には十分かもしれませんが、
節目のプレゼントなどは特に、本物のダイヤモンドを持ちたいのが本音だと思います。
天然ダイヤモンドは年々採掘量も減ってきているそうです。
天然ダイヤモンドはこれからも最高のジュエリーとして、盤石な地位を誇る宝石であると言えるでしょう。

本物の天然ダイヤモンドと模造品の判別について、模造宝石や人造宝石は自宅で判別することも可能です。
屈折率や熱伝導率などを利用して、調べてみましょう。

息を吹きかける

キュービックジルコニアやモアッサナイトでも使用できる方法です。
ダイヤモンドは息を吹きかけてもすぐに曇りが消えます。
キュービックジルコニアやモアッサナイトは曇りが消えるスピードが遅いです。
同時に両方の石が隣り合っていれば調べられます。

紙に書いた線を透かす

石だけの状態であれば、紙に書いた黒い線の上に乗せて判別できます。
ダイヤモンドの場合には紙に書いてある線の上に石を置くと線が目視できません。
その他のほとんどの石では線を確認することができます。
ただしモアサナイトはダイヤモンドと同じように線が目視できない場合もあります。
モアサナイトを判別するなら「息を吹きかける」方法を試してみてください。

水を垂らす

水分を表面に垂らすと水滴が丸くなり、強く弾くとも言われます。
対して他の石は表面に平たく水滴が残ることでしょう。

ご自身で調べる方法をお教えしましたが、実際にやってみると判別はかなり難しいです。
そのためやはりダイヤモンドは専門の鑑定機関で鑑定してもらうことが大切です。

日本国内にもいくつもの鑑定機関があります。
有名な鑑定機関はアメリカのGIA(米国宝石学会)、日本ではCGL(中央宝石研究所)などが挙げられます。
個人の依頼も引き受けてくれますので、石の状態でしたら気軽に相談できます。(ジュエリーの場合は取り外さないといけません)
これからダイヤモンドを購入しようと考えているなら、専門機関の鑑定書がついているかどうかも購入の基準になります。

SUEHIRO ~お電話でのお問い合わせもお気軽に!お待ちしております!~

鑑定書が付いているダイヤモンドは安心と言えますが、そもそも偽物を本物と偽って販売するなら、鑑定書は全く別の石の結果を使っているだけで、石は偽物ということも十分に考えられます。
最終的に大切なことは、そのショップ自身が信頼できるか否かということです。
ネット通販だけでは判定が難しいです。
実店舗を構えているショップがやはり安心感がありますし、ジュエリーのメンテナンスも気軽に頼めるのでおすすめです。
また画像は綺麗なのに、相場より明らかに安いというものは明らかに模造ダイヤモンドです。

キュービックジルコニアやモアッサナイトはダイヤモンドとは成分も異なる石です。
そして合成ダイヤモンドに関しては成分すら天然ダイヤモンドと変わりません。
天然ダイヤモンドとして販売されている場合があるので注意が必要です。
もしも、自分が既に持っているダイヤモンドがもしも違う石かもしれないと不安な時には自宅で手軽に調べるほかに、鑑定機関に依頼するのが確実です。

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この記事の監修者
監修者近影

【監修者】 岩瀬 信広
株式会社 末広 代表取締役社長

1983年、アメリカでGIA鑑定士資格を取得。
帰国後、東京/日本橋で創業80年以上となるブライダル・ダイヤモンドジュエリー専門店を経営。
同社では、種類豊富なジュエリーを取り扱い、豊かな経験と専門的な知識を活かし長年にわたり業界に大きく貢献している。

株式会社 末広
〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町9-11
【TEL】03-3669-5555

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