【ダイヤモンドの雑学】世界最大のダイヤモンドはどんなダイヤ？
様々な装飾品に花を添えてくれるのが、ダイヤモンドです。
高級品というイメージはあれど、ちょっと頑張れば手が届く憧れの宝石という位置づけですが、ダイヤモンドの世界最大クラスともなれば、王族や政府が所有する、おとぎ話のようなものもあるんです。
割と身近なダイヤモンド。しかし、世界最大級となると……
ブライダルジュエリー、普段使いのネックレスやリング、ハイクラスなジュエリー。
様々な装飾品に花を添えてくれるのが、ダイヤモンドです。
高級品というイメージはあれど、ちょっと頑張れば手が届く憧れの宝石という位置づけですが、ダイヤモンドの世界最大クラスともなれば、王族や政府が所有する、おとぎ話のようなものもあるんです。
早速、ご紹介していきますね！
世界最大のダイヤモンドはどんなダイヤモンド？価格は？
1905年1月26日に南アフリカのカリナン鉱山で発見されたのは世界最大のダイヤモンドの原石。
3106.75カラット（621.35ｇ）という圧倒的な大きさを誇っていました。
カリナンは採掘後、南アフリカのトランスヴァル政府に売却。
1907年11月9日イギリス国王エドワード7世への誕生日のギフトとして贈呈されています。
その後「ダイヤモンドは輝いてこそ」と助言していたアッシャー社にカットを依頼します。
アッシャー率いる3人の研磨職人がカットを行いました。
カリナンは、数々のダイヤモンドのカットを成功させてきた名手ジョセフ・アッシャーの手によってカットされ、大きな9つの宝石と小さな96個の宝石が作られました。
実はジョセフ・アッシャー氏も、これだけのダイヤモンドをカットするには相当の時間を使い計画を練ったようで、最後はカットが成功すると疲労と緊張のあまり気絶してしまったというエピソードもあるそうです。
大きい9つの宝石は、カリナンⅠ世～Ⅸ世と名前が付けられ、英国王室の王冠や王笏にはめられています。
現在も、カリナンはロンドンの「ジュエルハウス」内に飾られ、また英国王室の女性が身に付けるジュエリーにも使われています。
最近話題になったのが、故エリザベス女王の棺に置かれた大英帝国王冠。
2022年9月14日（現地時間）に、ウェストミンスターホールにエリザベス女王の棺が安置されましたが、その棺の上に置かれた大英帝国王冠にはまったダイヤモンドがまさにカリナンⅡ世でした。
カリナンⅡ世は317.4カラットもの大きさのダイヤモンドです。
こんなに希少で実際は価格が付けられないほどの歴史的価値もあるダイヤモンドの原石は一体いくらぐらいしたかというと……その価格、24億ドル以上！
日本円で、約2,600億円の価値があることになります。
まさに、夢のようなおとぎ話のような宝石ですね！
今も増え続けている、有名なダイヤモンドをご紹介！
歴史的な宝石として、とても有名なダイヤモンドがあります。
その名も「ホープダイヤモンド」。
大きさは45.5カラット（9.1g）。そこそこの大きさです。
希望という名前を持っていますが、このホープダイヤモンド、なんと所有者を次々呪い殺したという”いわくつき”の怖いダイヤモンドなのです。
太陽王・ルイ14世が買い取り、約120年ほどはフランス王室の宝物庫へ。
名前の由来になったホープ家が破産した後は、さらに多くの宝石商の間を渡り歩いたようです。
結婚指輪で人気のハリー・ウィンストンも一時保有していましたが、ハリーは考えを巡らせて、1958年にホープをスミソニアン博物館へ寄贈しているため、呪いを免れたとも言われています。
そんなことで回避できるなら、呪いなど嘘だと思うかもしれません。
しかし、実際ハリーは命はとられずともたくさんの事故に遭っているようで、やはり呪いは侮れないと言えるのではないでしょうか。
スミソニアン博物館に飾られるホープダイヤモンドは、全方向にガラス張り・厳重な監視の中、ダイヤモンドが中央で怪しく煌めいているといった雰囲気で、ダイヤモンドとしての大きな魅力と恐ろしさの両面を持ち合わせています。
また、高級ブランドであるルイ・ヴィトンは、2020年1月21日に1,758カラットの巨大ダイヤモンドを取得したことを公開しました。
このダイヤモンドは、世界で2番目に大きいダイヤモンドで、ボツワナで発見されました。
「セヴェロ」と呼ばれています。
3番目に大きいダイヤモンドは、年々記録が更新されていきます。
2021年、アフリカ南部のボツワナで、1174カラットという巨大なダイヤモンドの原石が採掘されたと、鉱山会社が発表しました。
2019年に、同社は史上2番目に大きな原石とみられる、1758カラットという驚異的な大きさの原石をカロウェ鉱山で発見しています。
同じ鉱山でダイヤモンドの原石の大きさが更新していくのは、興味深いところです。
今後も、発掘されては記録を更新していく可能性もあるのではないかと考えられています。
黒ダイヤなどのカラーダイヤモンドにも、有名なダイヤモンドがあります
国際競売会社のサザビーズは、2022年2月に世界最大のカット済みダイヤモンドのオークションを行いました。
その目玉ともいえるダイヤモンドは555.55カラットのなんと黒色のダイヤモンド。
名前を「エニグマ」といいます。
エニグマは「謎」という意味。
このダイヤモンドは、ダイヤモンドとしてはあまり馴染みのない黒いダイヤモンドであると同時に、その出自の謎にも注目が集まっています。
原石からカットと研磨をした後の555.55カラットという重さは、実は歴代のダイヤモンドで最重量です。
世界最大のカット済みダイヤモンドというだけでも珍しいエニグマは、ダイヤモンドとは思えない独特なカットをしています。
「お守りとして意味を持たせる」ことにこだわった出品者が、中東の護符である「ハムサ（ミリアムの手）」をモチーフに、原石を55面、555.55カラットにしたといいます。
ハムサは「人間の手の5本指」のシンボルです。
大手の宝石鑑定鑑別機関である米国宝石学会GIAは、エニグマは黒ダイヤモンド、カーボナードであると鑑別しました。
カーボナードは地表近くの堆積物の中から見つかるものですが、実はどこから生成されたか未だにはっきりと分かっていません。
隕石のみに見られる鉱物を含んでいることが多いことから、カーボナードはもしかして地球外からやってきたのではないか、という見方もされています。
今まではダイヤモンドの出自といえば、アフリカの鉱山で採掘され、王族や貴族の手に渡りという歴史が一般的でしたが、オークションという切り口でダイヤモンドが出て来ることもあるのです。
今後も、新たなダイヤモンドの伝説が更新されていくことでしょう。
いわゆる一般人が買えるダイヤモンドの一番大きいものは、どのくらい？価格は？
一般的に、ダイヤモンドジュエリーを購入する機会は、ブライダルリングの婚約指輪が多いと思われます。
では、婚約指輪にはめるダイヤモンドはどのくらいの大きさが多いのかというと、国によっても異なりますが、日本では0.3カラットから0.4カラットが一番多いそうです。
価格は、25万から35万円ほどになります。
世界に一つ「あなただけのダイヤモンドジュエリー」は、いつでもあなたを待っています！
世界に名だたるとてつもない大きさや所縁を持つダイヤモンドも素晴らしいですが、そもそもダイヤモンドは一つといって同じものが存在しない、出会いの奇跡を感じられる宝石です。
同じカット、同じカラットの石でも、カラーやクラリティの違いで表情もがらりと変わります。
SUEHIROはダイヤモンドを直輸入していますので、お求めやすい価格でダイヤモンドジュエリーを購入することができます。
ダイヤモンドの原石は形も品質も価値もそれぞれです。
あなたのこだわりとご予算に合ったあなただけのダイヤモンドをぜひ見つけてくださいね。
SUEHIROのダイヤモンドジュエリー コレクション
SUEHIROの1カラットダイヤモンド
まとめ
世界最大のダイヤモンドや、有名なダイヤモンドをご紹介しました。
やはり、第一位の世界最大のダイヤモンドの原石は圧倒的で、今でも記録は破られていません。
しかし、ダイヤモンド鉱山はまだまだ稼働中。
大きな原石はこれからも発見されて、世界をにぎわせてくれることでしょう。
SUEHIRO ～お電話でのお問い合わせもお気軽に！お待ちしております！～
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