婚約指輪は毎日つける?婚約中~結婚前まで?いつ・いつまでつけるもの?

婚約指輪は毎日つける?婚約中~結婚前まで?いつ・いつまでつけるもの?

「婚約指輪は名前の通り婚約期間に着けるモノ」と思いがちですが、婚約指輪をつけるタイミングに厳密な規定はありません。
結婚前と結婚後での婚約指輪の活用のしかたの違い、着けるシチュエーションや、普段使いがしやすいデザインをご紹介します。


目次

  1. 結婚指輪(マリッジリング)は毎日つけるものだけど、婚約指輪(エンゲージリング)はどうなの?
  2. 普段使いをするなら、買う前にデザインに注意!重ね付けを踏まえるとベスト!
  3. 結婚指輪との重ね付けについて
  4. 普段使い以外で、特にどんなシーン・シチュエーションで使える?
  5. まとめ

せっかく彼が贈ってくれた婚約指輪だし、毎日身に着けたいという気持ちはあるけど、実際どうなの?と考えるあなたに。
婚約指輪を着けるシチュエーションや、普段使いがしやすい婚約指輪のデザインをまとめています。
ぜひいつでも身に着けたくなるような婚約指輪を選びましょう。

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婚約指輪をつけるタイミングと期間

「婚約指輪は名前の通り婚約期間に着けるモノ」と思いがちですが、婚約指輪をつけるタイミングに厳密な規定はありません。
ここでは結婚前と結婚後での婚約指輪の活用のしかたの違いを挙げています。

結婚前

婚約指輪はもらったその日からつけてOKです。
喜んで婚約指輪を身につけてくれる姿を彼に見せることはとてもよろしいことです。
「喜んでもらえて嬉しい」「婚約指輪を贈ってよかった」と彼も思うことでしょう。

アクセサリーに規則がない場合や、華やかなジュエリーがふさわしくないと考えられる職場以外であれば、仕事中に婚約指輪をつけてもいいのです。
指輪をつけることで結婚するということを周りに周知できるチャンスでもあります。

結婚後

婚約指輪は婚約期間中だけ身につけるものという決まりはないので、自由に着けられます。
結婚後も婚約指輪を身につけられます。
結婚指輪と重ね着けをしたり、パーティーや結婚式に着けていったり、ファッションリングとして活用することができます。
特別なタイミングで身につける人が多いようですが、日常的に着ける!という方も最近は多いです。

挙式セレモニーでも婚約指輪を使うことアリ!

婚約指輪を用いた結婚式の演出として「エンゲージカバーセレモニー」があります。
結婚指輪の交換のセレモニーを行った後、新郎が結婚指輪をつけた新婦の指に婚約指輪を重ねてはめる儀式です。
結婚指輪の上に婚約指輪を重ねることは「永遠の愛をロックする」というロマンチックな意味が込められており、海外では定番となっています。
セレモニーのために準備するものは婚約指輪、結婚指輪、リングピローのみと簡単に行える儀式ですので、手軽な気持ちでできるのも嬉しいです。
婚約指輪を多くのゲストの前でお披露目できる唯一の機会かもしれません。

重ね付けとは結婚指輪の上に婚約指輪をかぶせてはめることで、愛の誓いをロックするという意味にもなり、ファッション性も高く二つのリングを使うことができる装着方法です。

重ね付けをする場合には二つのリングの相性も大切になってきます。
2つがセットになって販売されたセットリングを購入するか、もしくは結婚指輪を選びに行く時に婚約指輪を持って行き、試着して相性の良いものを見つけましょう。

普段使いにおすすめの婚約指輪のデザインと選び方

婚約指輪は結婚指輪に比べてデザインが華やかなので、普段は着けにくいと感じるかもしれません。

普段使いしやすい婚約指輪のデザインとは何があるのでしょうか。
基本的にはシンプルなものが使いやすいと思われがちですが、意外とそうではないものも適している場合があります。

デザイン

一粒ダイヤモンドのソリティア

もっともポピュラーなデザインです。
シンプルめで、華美過ぎない印象ですので、普段使いでもさりげない魅力を発揮します。

ただし人によってはTHE婚約指輪というデザインが着けていてちょっと恥ずかしいと思うかもしれません。
そういった場合はリングの部分に装飾のあるデザインや、サイドに小さいメレダイヤモンドを添えたデザインも検討してみてください。

ダイヤモンドが半周並べられたハーフエタニティ

指輪の半周にダイヤモンドが並ぶ「ハーフエタニティ」は華やかですが、婚約指輪の中ではファッションリングに最も近く、普段使いとしても人気の高いデザインです。
引っ掛かりが少ない爪やセッティング方法を選ぶと良いでしょう。
中央のダイヤモンドが大きく、アームのメレダイヤモンドが控えめなメリハリのあるデザインもお選びいただいています。
毎日着けるなら、こうしたファッションリングとしても広く使われているデザインの婚約指輪を選ぶのもおすすめです。

素材

プラチナ

婚約指輪の素材には永遠に純白の輝きが損なわれない、プラチナが使われることが多いです。
フォーマルな場で特に婚約指輪を活用したい、結婚指輪がプラチナなので合わせて重ね着けを楽しみたいなら、プラチナの婚約指輪がおすすめです。

ゴールド

ゴールドは肌なじみがよいとされています。
特にピンクゴールドは日本人の肌によく馴染み、目立つのが気になる方も安心して婚約指輪を身に着けることができます。
自分の肌の色に合わせて色味を選ぶ楽しみ方もあります。

フォーマルな印象が強くなり、人によっては白く浮きすぎてしまうプラチナより、カジュアルに着けられるゴールドは、同じデザインでも普段使いしやすいかもしれません。

ダイヤモンドのセッティングの方法

一粒のダイヤモンドを設置した「ソリティア」は婚約指輪の定番デザインですが、ボコッと上に向かって飛び出したダイヤモンドに高さがあって、引っ掛かりやすいのが気になるかもしれません。
飛び出し具合によってはかなり邪魔になってしまうことも。

そんな時は、爪や石座が低いデザインを選べば、引っかけるリスクが減って、普段使いにもぴったりです。
これは爪でダイヤモンドを留める他のデザインにも適用されます。
「婚約指輪を毎日着けたい」という場合は、爪や石座が低いかどうかを実際に触ってみて必ず確認するようにしましょう。

婚約指輪を普段使いするのであれば、結婚指輪との相性も気になります。
具体的には二つのリングを重ね付けするのも最近の流行です。

婚約指輪は結婚指輪と同じ左手の薬指に着けることになりますので、マッチする指輪同士なら重ね付けもしやすくなります。
二つのリングの形状やテイストが合っているととても素敵な一体型のリングに見えます。

一緒にはめた時のリング同士の隙間に着目して、自分の好みの組み合わせを実際に試着して見つけましょう。

組み合わせのポイント

重ね付けでおすすめしたいのが、婚約指輪と結婚指輪のセットリングで購入することです。
2つの指輪をセットで販売していることが多く、それらを選べばコーディネートに悩む心配はありません。

別のブランドで購入して組み合わせる場合は、ストレートならストレート、ウェーブならウェーブ、デザインを合わせるのが一般的です。
指輪と指輪の間の隙間を埋めた方がスッキリとした見栄えになることもあれば、抜け感を指輪同士の隙間でわざと表現することで、きれいな手元を演出できることがあります。

プラチナでストレート同士やウェーブ同士など、同じ金属と同じ形状の組み合わせは幅に注意してください。
あまりにも幅が広いもの同士を合わせると、非常に圧迫感を感じます。

その場合はミル打ちや表面のマット加工で質感を変えたり、金属の色味を二つとも違うものにしたり、メレダイヤモンドを配置してリズムを作ったり工夫する方法は様々。
特にツイストしたデザイン等、少し動きや装飾があるストレートタイプの指輪はバランスがよく見えます。

またリングの厚みは見ておいた方が無難です。
厚みが極端に異なると段差ができてしまい、美しく統一感のある重ね付けには見えないこともあります。

価格帯

セットリングは婚約指輪と結婚指輪がセットになりますので、価格になかなかのインパクトを覚えるかもしれませんが、実際にはセット価格として少しリーズナブルであることが多いです。

婚約指輪は20万円から30万円、結婚指輪はおふたりで15万円から25万円がもっとも多い相場になると思います。
セットリングは35万円から55万円程度になるでしょう。
婚約指輪と結婚指輪を重ね付け!組み合わせて、いつもと違う楽しみ方を

ここでは、婚約指輪が普段使い以外でどんなシチュエーションで活躍するかをご紹介していきます。

おすすめ

婚約指輪を身に着けるのがぴったりなシーン・シチュエーションにはどのようなものがあるのでしょうか。
おすすめのシチュエーションをまとめました。

結婚式・パーティー

結婚式やパーティーなどの華やかな席では特に美しく煌びやかな婚約指輪は映えることでしょう。
ドレスコードと指輪の相性がばっちりです。
お呼ばれした結婚式に既婚者が出席する場合、実はドレスコードとして結婚指輪と婚約指輪の重ね着けをするという習慣もあります。

パートナーとお出かけ

婚約指輪は、愛するパートナーから贈られた特別なプレゼントですので、それを身に着ける姿を見せることで喜んでもらえること間違いなしです。
パートナーと出かける際はなるべく身に着けるようにしているという方も少なくありません。
ふたりの絆をより一層深めるという意味でも、この機会に婚約指輪を身に着けるのはおすすめです。

実家へ帰省する時

お互いの実家へ帰省する際に婚約指輪を着けていくという方もいます。
パートナーの実家へ行くときは積極的に着けることで、円満な関係をアピールできます。

「婚約指輪を贈っていないのか」
「婚約指輪を贈られているのに活用しているところを見たことがない」

などと余計な心配と疑いをかけられてしまうこともあるので、良好な家族関係を築くためにも、なるべく婚約指輪を身に着けるようにしましょう。

こういう時は避けて!

ずっと婚約指輪を着けているという方も必見。
マナーや衛生の観点から着けるのを避けるべきシーンがあります。

通夜や告別式に参列するとき
通夜や告別式などの弔事では、光るものが禁忌とされています。

パールやプラチナでシンプルなデザインの結婚指輪であれば着けていても問題ありませんが、きらきら光って華美な印象を与える貴金属の装飾品を身に着けるのはマナー違反です。

婚約指輪はダイヤモンドがあしらわれていますから、弔事に参列する際は外すようにしましょう。

家事をするとき

洗濯、掃除、料理などの家事を行う時は、婚約指輪を外しておく方が良いでしょう。
婚約指輪を着けたまま料理をすると、ダイヤモンドと指輪との隙間などに食材やせっけんが入ってしまうかもしれません。
衛生的ではないですね。

また、洗剤で指輪が抜けやすくなってそのまま流しに吸い込まれてしまったという事例がありますし、食器や指輪を傷める危険性もあります。
前もって婚約指輪を外しておくのが賢明でしょう。

スポーツや力仕事をするとき

婚約指輪は、プラチナやゴールドなど柔軟性の高い金属を使用しているため、強い力が加わると変形してしまうことがあります。

特にテニスやゴルフ、野球など、グリップのある道具を持って行うスポーツは避けてください。
婚約指輪にかかわらず指輪を身に着けたままスポーツをするのはご法度です。

お風呂に入るとき

婚約指輪を着けたまま入浴すると、ダイヤモンドと指輪の隙間にせっけんやソープなどが、残ってしまうことがあります。
汚れや黒ずみの原因になる可能性のひとつです。

またプラチナは基本的に変色しないとされていますが、入浴剤やシャンプーに含まれる成分によって変色する可能性がある他、特に温泉はどんな成分が入っているかわかりませんので、プラチナだからといって着けたまま入浴するのは避けましょう。

入浴剤やソープに関しては、海外産の安いものを使って変色してしまったという事例もあるようです。

子どものお世話をするとき

婚約指輪にはダイヤモンドがあしらわれています。
どんなに石座が低いデザインであっても、少しでっぱりはあり、周りの人やものを傷つける可能性があります。

突然予想もしない機敏な動きをしてくるのが子供です。
小さなお子様と接するときはできるだけ外しておくことをおすすめします。

また子供は免疫力が弱く、少しの雑菌でも病気に感染する可能性があります。
衛生の観点からも、婚約指輪を外しておいた方が安心です。

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婚約指輪を着ける期間は、プロポーズから入籍するまでの婚約期間というルールはなく、結婚前も結婚後も、好きなタイミングで身に着けて問題ありません。
シチュエーションによっては着けないことが望ましい状況もありますが、TPOや危機回避を念頭に置いて、適切なシチュエーションで楽しみましょう。

婚約指輪をタンスに仕舞っているのであればもったいないです。
ぜひ婚約指輪を普段使いしてみてはいかがでしょうか。
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