神の祝福を受けた石、ブルートパーズ
知的な宝石、ブルートパーズ
トルマリンといった石のようにカラーバリエーションに富んだ宝石です。
レッド、ピンク、オレンジ、ブルー、透明などのトパーズが存在しますが、一番ショップなどで多く取引されているのはブルートパーズではないでようか。
トパーズは探求の石。
持ち主にとってもっとも必要なものに出会わせてくれるといわれています。
仕事、恋愛といった様々な縁をつないでくれる石としてお守りにする方もいらっしゃるようです。
ブルートパーズは、11月の誕生石です。
インドでは美しさと知性を与えてくれると信じられているように、知的な印象を与えてくれることでしょう。
各国の信仰の中で最上位の価値をつけられていたブルートパーズの魅力に迫っていきます。
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ブルートパーズは美しさと知性を与える宝石。プレゼントにいかがでしょうか。
ブルートパーズの語源・由来
トパーズ(topaz)の語源は諸説あります。
サンスクリット語で「火」を意味する『tapas』
また深い霧の中でトパーズを捜し求めなければならない大変さから、ギリシャ語で「捜し求める」という意味の『Topazos』
という由来など様々です。
ブルートパーズの歴史
古代エジプトでは「太陽の石」として、神聖視されていました。太陽神ラーの放つ光を宝石にたとえて、守護石としての役割を果たしていたようです。
ギリシャ・ローマでは木星ジュピターに関連つけられていました。
ローマ神話の主神ユピテル、ギリシャ神話の大神ゼウスに相当します。
古代エジプトに似て、主神のモチーフ的宝石としてトパーズは扱われています。
ヨーロッパ・ルネサンス期の人々は、トパーズが魔法の呪文を解き怒りを払拭できると考えました。
トパーズには光を蓄えて暗闇で淡く光を帯びる蛍光性を持ち、暗闇の中で見つけやすいという性質からきているようです。
さらにインドの人々は、心臓の上にトパーズを着用すると、長寿や永続的な美しさを手に入れられると信じています。
トパーズとペリドットが混同されて扱われていた時期もあるようです。
11世紀末のフランスの司教マルボドゥスの著書「宝石誌」では、「この石は2種類ある。純金に似たもの。淡く澄んだものがある」とトパーズを紹介しています。
ブルートパーズの特徴
トパーズの結晶体は円柱状にできるため、ほとんどのトパーズはオーバルまたはペアシェイプの形にカッティングされます。
ジュエリーに使用されるトパーズはインクルージョン(内包物)がほとんどなく、扱いやすい石です。
また和名では「黄玉」とも呼ばれるように、トパーズは黄色味を帯びた石というイメージがありましたが、実はトパーズの色は幅広く、黄色やオレンジの暖色系から青色の寒色系まで存在します。
ブルートパーズは最も多く手に入ります。
最も価値の高いトパーズはオレンジ色がかった赤色のトパーズです。
ブラジルのミナス・ジェライス州で手に入る、黄色やオレンジ色をしているトパーズは特に「インペリアルトパーズ」と呼ばれておりとても希少価値の高いものとして取引されます。
シェリー酒のような芳醇な蜜色のオレンジカラーの宝石です。
産出国としては、ミャンマー・ブラジル・パキスタン・エジプト・モザンビーク、ナイジェリア、ロシアなど。
日本でも採掘されることが知られています。
ブルートパーズのお手入れについて
モース硬度8。
非常に高い硬度を持つことから、古くから宝飾品として使用されてきました。
ただし一方向に割れやすい性質もある為、過度な衝撃は厳禁です。
またトパーズは水には強いですが、光や熱の影響による色の変化が激しいとも言われています。
保管は涼しい暗所で、長時間日光にはあてないように心がけましょう。